熊本出身の日髙は、スポーツマン一家で育った。父は走り幅跳びでインターハイに出場し、母は体操をやっていた。兄も走り幅跳びの選手で、熊本県記録を持ち、法政大に進んで陸上を続けていた。
日髙自身も中学2年生までサッカーと陸上の両方をやっており、100メートルとハードル走で県大会の決勝まで進む実力者だった。
「中学途中で両方やるのはさすがに無理が出てきて、どちらかを選べとなった時に、純粋にサッカーの方が好きだったことと、陸上で常に兄と比べられるのが嫌だったので、サッカーを選びました」
サッカーに一本化すると、高校は名門の大津高に進学。1年から頭角を現した。3年時には選手権直前で鎖骨を骨折。決勝まで行けばギリギリ間に合う状況で、チームは「日髙をピッチに立たせる」という思いを1つにして決勝進出を果たし、日髙が大会初出場をスタメンで飾ったという、周囲からの信頼度が計り知れるエピソードもある。
「これまでのすべての経験に意味がある」
「これまでのすべての経験に意味がある。だからこそ、無駄にせずに自分の成長に繋げたいです」
大学サッカーはこれから9月下旬のリーグ再開まで中断期間に入る。彼は再び清水に合流して、これまでの経験をぶつけるつもりだ。
「この期間は重要だと思っていて、まずは全力でエスパルスに貢献する。そして9月に大学に戻ったら、キャプテンとしてピッチに立ち続けて、後期全勝で優勝したいと思っています」
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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