それは彼自身だけではなく、水戸も同じで、現在クラブ史上初となる破竹の8連勝でJ2の首位に立っている。そのことに話を向けると、嵯峨はシーズン前からこの躍進をある程度、予想していたという。
「今年のキャンプを含めて、水戸の練習に参加して感じたのは、チームとして落とし込もうとしていること、練習の質が非常に高いということでした。森直樹監督は相手によってサッカーを変化させる柔軟性を持ちつつも、チームとしての基準の部分は絶対にぶらさないという強い意志を感じました。
だからこそ、こうして今のサッカーの内容や結果を見ても、『やっぱりトップクラスの練習なんだ』と実感しています。もちろん僕は去年在籍していたわけではないので、あくまで練習参加の感触や試合を見た時の感想になってしまうのですが、今は相手の変化にきちんと対応しながら、『自分たちはこれをやれば間違いない』という自信を着実に積み上げてきている印象です」
「絶対にぶらさないという強い意志を感じました」
当然、チームが好調ということは、自分が置かれる競争のレベルも上がり、より厳しいポジション争いが待っていることを示す。
「もちろん、それは覚悟しています。僕があのチームの中に入ったら、監督や周りから求められていることをきちんとやったうえで、自分のところで1つ時間を作ることや、オープンな展開になりがちなのを自分が起点となってチャンスを作ることなど、自分の持ち味を発揮するイメージを常に持ちながら水戸の試合を見たり、立教大での日々の練習に打ち込んだりしています」
戦術的柔軟性、思考的柔軟性を持ちながらも、自分がやるべきことをぶらさない。自分の信念と水戸のチームコンセプトを共鳴させている嵯峨康太は、これからもよりそのインテリジェンスを磨き上げ、立教大にとっても、水戸にとっても重要な存在になっていくだろう。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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「もちろん、それは覚悟しています。僕があのチームの中に入ったら、監督や周りから求められていることをきちんとやったうえで、自分のところで1つ時間を作ることや、オープンな展開になりがちなのを自分が起点となってチャンスを作ることなど、自分の持ち味を発揮するイメージを常に持ちながら水戸の試合を見たり、立教大での日々の練習に打ち込んだりしています」
戦術的柔軟性、思考的柔軟性を持ちながらも、自分がやるべきことをぶらさない。自分の信念と水戸のチームコンセプトを共鳴させている嵯峨康太は、これからもよりそのインテリジェンスを磨き上げ、立教大にとっても、水戸にとっても重要な存在になっていくだろう。
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