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インテルに悔しい逆転負け。浦和の渡邊凌磨が痛感した世界トップとの差「それを埋めるためには一人ひとりの技術を上げることじゃないですか」【現地発】

カテゴリ:国際大会

元川悦子

2025年06月22日

78分と、ATに被弾

リーベル戦に続き、インテルにも敗れた浦和。無念のグループステージ敗退となった。(C)J.LEAGUE

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 だが、やはりインテルは簡単な相手ではなかった。78分に相手の左CKからエースFWラウタロ・マルティネスにテクニカルな同点弾が決められると、アディショナルタイムには2点目を献上し、1-2の逆転負け。渡邊の先制弾は勝点につながらず、浦和はグループステージ敗退という過酷な現実を突きつけられた。

「何度か『これは自分たちの時間になるかな』という片鱗を見せた場面もあったと思いますけど、ボールの回し方を一つ間違えたりすると、また相手のペースに戻ってしまう。そういうことへの共通認識を持たないといけないと感じます。

 世界トップとの差? やっぱり結果通りかなと。それを埋めるためには一人ひとりの技術を上げることじゃないですか」

 渡邊はインテルから歴史的な1点を奪った選手とは思えないほど厳しい表情を見せていた。それだけ“世界の壁”は高いということである。
 
 その事実を痛感したのは、もちろん彼だけではないだろう。ここからチームとして国際的な経験値を引き上げることが肝要だ。毎年のようにクラブW杯に出られる環境ではないJリーグのクラブがその課題に取り組むのは至難の業だが、常に世界最高峰レベルを意識して取り組んでいくところから始めるしかない。

「インテルと同じレベルになるのは難しいかもしれないし、もしかしたら無理かもしれない。相手はチャンピオンズリーグで準優勝していますし、金銭的にも差がある。選手のクオリティも非常に高いので。

 ただ、今日みたいな試合をすれば、勝利に近づけるんじゃないかなと思います」とダニーロ・ボザは強調していたが、可能性を信じて前進すべきだ。

 渡邊凌磨にも今大会を機に、技術・フィジカル・メンタルを含めてもうひと皮、ふた皮剥けてほしい。それだけのポテンシャルがあるのだから。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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