鳥栖――攻撃参加からアシストしたアンカーの高橋も好評価。二度の決定機を外したが鎌田の存在感も光った。

エースの豊田が2ゴール! 残留を争う相手に与えたダメージも大きい。(C)J.LEAGUE PHOTOS

警告/湘南=神谷(19分)、長谷川(59分)、坪井(80分)
MAN OF THE MATCH 豊田陽平(鳥栖)
【チーム採点・寸評】
鳥栖 7
与えた決定機も、打たれた枠内シュートもゼロ。しかも湘南に走力で上回っての“完勝”だった。豊田、高橋のパフォーマンスが特に良かった。二度の決定機を外したものの、トップ下の鎌田も圧巻の存在感を放っていた。
【鳥栖|選手採点】
GK
33 林 彰洋 6.5
安定感があった。シュートがほとんど飛んでこなかったが、セットプレーやクロスにも落ち着いて対応していた。
DF
8 藤田優人 6
バランスが良かった。守備に軸足を置きながら、思い切ったオーバーラップを繰り出した。
5 キム・ミンヒョク 6.5
前を向いた守備はほぼ勝った。途中出場したウェズレーのスピードに圧されてラインを下げたが、セーフティに逃げ切った。
29 谷口博之 6.5
ボールを持った“獲物”に襲い掛かる。FWの端戸や高山に前を向いて仕事をさせなかった。
23 吉田 豊 6.5
2点目につながるクロスを放つ。ポイントとなったサイドの攻防で主導権を握り続けた。
MF
10 キム・ミヌ 6.5
オンザボール、オフザボール、いずれも相手の嫌がる動きを続けた。
14 高橋義希 7
まさかの奇襲――。思い切った攻撃参加からクロスを放ち先制点をアシスト。その後は最終ラインの前で試合をコントロールした。
30 福田晃斗 6.5(90分OUT)
ボールをグッと収めて起点になり、効果的にサイドチェンジをする。球際での“しつこさ”も徐々に効いた。
24 鎌田大地 6.5(80分OUT)
二度の完璧に崩した決定的なシュートを外してしまったが、常に湘南をきりきり舞いさせた。運動量が落ちて早々にベンチに下がったのは、むしろ湘南にとってラッキーに思われたが……。
FW
25 早坂良太 6
パワフルなプレッシングで、湘南最終ラインの攻撃参加を阻止。得点はなかったが勝利への貢献度は高かった。
11 豊田陽平 7.5
まさにエースの働き。隙を見逃さずニアに飛び込んでクロスに合わせ、さらにボレーで計2ゴール。湘南に与えたダメージは大きい。
交代出場
MF
39 岡田翔平 6(72分IN)
古巣相手にアグレッシブに走り、完封勝利に貢献した。
DF
35 青木 剛 ―(90分IN)
時間を使って登場。出場時間が短いため採点なし。
監督
マッシモ・フィッカデンティ 7
立ち上がり5分、湘南に真っ向勝負を挑み、走力と球際で上回るという作戦が成功。相手のリズムを狂わせ、先制点を奪取。後半、押し込まれた時間帯を凌いで、トドメを刺した。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
鳥栖 7
与えた決定機も、打たれた枠内シュートもゼロ。しかも湘南に走力で上回っての“完勝”だった。豊田、高橋のパフォーマンスが特に良かった。二度の決定機を外したものの、トップ下の鎌田も圧巻の存在感を放っていた。
【鳥栖|選手採点】
GK
33 林 彰洋 6.5
安定感があった。シュートがほとんど飛んでこなかったが、セットプレーやクロスにも落ち着いて対応していた。
DF
8 藤田優人 6
バランスが良かった。守備に軸足を置きながら、思い切ったオーバーラップを繰り出した。
5 キム・ミンヒョク 6.5
前を向いた守備はほぼ勝った。途中出場したウェズレーのスピードに圧されてラインを下げたが、セーフティに逃げ切った。
29 谷口博之 6.5
ボールを持った“獲物”に襲い掛かる。FWの端戸や高山に前を向いて仕事をさせなかった。
23 吉田 豊 6.5
2点目につながるクロスを放つ。ポイントとなったサイドの攻防で主導権を握り続けた。
MF
10 キム・ミヌ 6.5
オンザボール、オフザボール、いずれも相手の嫌がる動きを続けた。
14 高橋義希 7
まさかの奇襲――。思い切った攻撃参加からクロスを放ち先制点をアシスト。その後は最終ラインの前で試合をコントロールした。
30 福田晃斗 6.5(90分OUT)
ボールをグッと収めて起点になり、効果的にサイドチェンジをする。球際での“しつこさ”も徐々に効いた。
24 鎌田大地 6.5(80分OUT)
二度の完璧に崩した決定的なシュートを外してしまったが、常に湘南をきりきり舞いさせた。運動量が落ちて早々にベンチに下がったのは、むしろ湘南にとってラッキーに思われたが……。
FW
25 早坂良太 6
パワフルなプレッシングで、湘南最終ラインの攻撃参加を阻止。得点はなかったが勝利への貢献度は高かった。
11 豊田陽平 7.5
まさにエースの働き。隙を見逃さずニアに飛び込んでクロスに合わせ、さらにボレーで計2ゴール。湘南に与えたダメージは大きい。
交代出場
MF
39 岡田翔平 6(72分IN)
古巣相手にアグレッシブに走り、完封勝利に貢献した。
DF
35 青木 剛 ―(90分IN)
時間を使って登場。出場時間が短いため採点なし。
監督
マッシモ・フィッカデンティ 7
立ち上がり5分、湘南に真っ向勝負を挑み、走力と球際で上回るという作戦が成功。相手のリズムを狂わせ、先制点を奪取。後半、押し込まれた時間帯を凌いで、トドメを刺した。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

7月14日発売号のサッカーダイジェストは、内田選手の巻頭インタビューを掲載。それに続く特集は、今夏の注目銘柄と題して話題の選手30人の去就動向をチェック。乾選手、酒井宏選手、植田選手のインタビューに加え、クラブダイジェストでは松本山雅、好評連載中のプロフットボーラ―の肖像では「2008年」の大谷選手を取り上げています。