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U-19日本代表GKにして青森山田の守護神・廣末陸が語る近未来。「プロ入り、総体、U-20W杯、東京五輪」への想い

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年07月13日

(OBの)櫛引さんのおかげで東京五輪をより意識するようになった。

U-19日本代表にも選出される廣末は、今秋のU-19アジア選手権での活躍も期待される。5大会ぶりのU-20W杯出場権獲得なるか。写真:安藤隆人

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――プロで活躍するGKを見てどう感じますか?
 
 すべてが自分より上です。基礎的な部分、体力、そして安定感が凄い。そこは見習いたいです。
 
――2年前にプレミアリーグEASTの同じピッチで戦った市立船橋出身のGK志村滉選手が、ジュビロ磐田で現在定位置を掴んで活躍をしていますね。
 
 対戦すると、いつも志村さんがビッグセーブをしている印象でした。当時から「凄いな」と思っていましたが、今は本当に凄い。志村さんのデビュー戦を見せてもらったのですが、相手との距離の詰め方、前への出て行き方が上手い。僕もそれは得意なプレーなので、見習いたいですね。
 
――そして、青森山田高のOBであるGK櫛引政敏選手(鹿島アントラーズ)も、リオ五輪代表メンバーに選ばれましたね。
 
 本当に大きな刺激になりました。青森山田出身のGKである櫛引さんがリオ五輪のメンバーに入ったということは、次の2020年の東京五輪で僕がメンバーに入ることができれば、2大会連続で青森山田出身のGKが出場することになるので、僕も続きたいです。
 
 櫛引さんは裏へのボールに対する飛び出しや、シュートストップを見ても、僕とプレースタイルが似ていると思っています。櫛引さんからは大胆さや決断力を見習いたいと思っています。櫛引さんのおかげで、より東京五輪を意識するようになりましたね。
 
――今年はプロ入りという目標はもちろん、夏のインターハイ、プレミアリーグ、そして選手権という目標に加え、U-19アジア選手権(バーレーン)のメンバーに入ることと、U-20ワールドカップの出場権を掴むという大きな目標があります。まさに廣末選手にとって重要な1年となります。
 
 そうですね。インターハイは昨年、初戦敗退と悔しい思いをしているので、それを晴らしたいですね。U-19日本代表では激しいレギュラー争いがあります。バーレーンで出場権を掴んで、U-20ワールドカップに出たい気持ちは強いです。
 
 やっぱり世界の本気の舞台に立ちたい気持ちは日に日に強くなっていますし、僕らで歴史を塗り替えたい。(年代別の大会は)東京五輪も含め、将来的にA代表を目指すための重要な過程として見ています。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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