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【鹿島】区切りのJ1通算100試合出場で自ら祝砲。「通過点でしかない」のひと言に滲む土居聖真の意地とは?

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年07月10日

「100試合出場は通過点。これからもしっかり出場数を刻んで行ければいい」

2トップ、2列目、ボランチが連動したプレッシングが見事にハマり、広島を撃破。前節のG大阪戦に敗れた嫌な流れを払拭した。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 100試合出場については「通過点でしかない」とそっけない。それも、J1通算483試合出場のGK曽ケ端準、同482試合出場のキャプテン小笠原満男を筆頭に、試合に出続けて信頼と栄光を勝ち獲ってきた先輩たちに比べれば、自分はまだまだ、という想いがあるのだろう。「これからも出場数をしっかり刻んでいければいい」とただひたすら前だけを見据える。
 
「ズルズル連敗せずに持ち堪えられたのは、チーム力だと思います。世間では『カイオ選手がいなくなって…』と言われていますが、それを感じさせない4ゴールだったかなと。ただ、守備は課題が残ったというか、どうしてもずっと前から(プレッシャー)をかけるのはキツくなってしまうので、押し込まれた時の対処法を『今後はいんなで工夫していこう』と試合後にロッカールームで話しました。そこはもっと突き詰めていかないといけない」
 
 広島戦の得点で今季積み上げたゴール数を7に伸ばし、自己最多となる14年の8得点に早くもリーチをかけた。第2ステージはまだ2節を終えたばかり、記録更新はもはや時間の問題だ。24歳のアタッカーが進化を続ければ、鹿島は新たな黄金時代突入にひた走ることになるだろう。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
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