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奥川雅也にじっくり訊く。最も衝撃を受けた選手は?“古都のネイマール”の愛称どう思う?ブンデス2戦目の対峙相手がとんでもなかった「こんな選手いるんや!」【直撃インタビュー】

カテゴリ:海外日本人

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年05月28日

「見てて面白かった」ロナウジーニョ、「顔から入った」…

奥川に強烈なインパクトを与えたエムレ・ジャン。ピッチ上のソルジャーとして名高い、世界とドイツを代表する守備者だ。(C)Getty Images

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 話の流れで、「マッチアップしたなかで最も印象に残っている選手」も訊いてみた。そこで挙がったのは、ドルトムントの現主将エムレ・ジャン。敵を身体ごと吹き飛ばしてボールを刈る強烈なチャージが真骨頂で、インテンシティと闘争心を植え付けるソルジャーだ。

「僕が初めてブンデスリーガに行った時の2試合目がドルトムント戦で、その時に僕がちょっとドリブルする場面があったんですけど、正直抜ける気がしなかったですね。ドイツのリーグに慣れていなかったのもあるんですけど…まずデカい。

 デカかったら足が遅いイメージがあったんですけど、ステップも細かいし、足も速いし、何よりいつでも取れるようなポジショニングをされていたので、ボールを持っていてずっと『うわあ、嫌な感じやな』と思っていました。抜きに行こうとした時にはもう(ジャンの)足があったので。そこで初めて壁というか、『こんな選手いるんや!』と感じましたね」

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 さらに、子どもの頃に憧れていた選手を尋ねれば、奥川は「ロナウジーニョと、日本の選手で言ったら柳沢敦さんかな」と回答。セリエAでもプレーした鹿島のレジェンドに好意を抱いたきっかけが、中々に興味深い。

「ロナウジーニョはもう見てて面白かったので、『真似したいな』というよりは、1つの映像として見ていた感じでした。『すごいなあ』と思って見ていましたね。柳沢さんはまず最初、顔がかっこいいなと。散髪屋に行った時はよく、柳沢選手のカードを見せて『これにしてください』と言っていました。

 最初は顔から入ったんですけど(笑)…ゴールする選手がかっこいいなと思っていたので、柳沢さんのオフ・ザ・ボールの動きや、ゴール前での落ち着きや動きは、よく見ていました」

 オーストリアで海外挑戦の一歩を踏み出し、ドイツで様々な衝撃を覚えた29歳は、日本でまた新たな挑戦をスタートさせている。もっとも、そのプレースタイルは唯一無二。「古都のネイマール」ではなく、「サンガの奥川雅也」だ。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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