そして3人目は今年1月にベルギーに移籍したばかりの坂本一彩(ウェステルロー)。彼はパリ五輪には参戦していないが、高井幸大(川崎フロンターレ)らとともに23年のU-20W杯に出場。その後、ガンバ大阪からレンタル移籍したファジアーノ岡山で実績を積み上げ、昨季のG大阪で2桁得点達成という大ブレイクを果たした。
その勢いでベルギーにチャレンジし、18試合で6ゴールという凄まじい数字を残すことに成功し、代表に選出されるだけのポテンシャルを実証した格好だ。173センチと高さこそないが、多彩なパターンからゴールを狙えるところは、まさに生粋の点取屋だ。
貪欲でアグレッシブさも備えた選手が代表のFW陣に加わることで、当確と言われる上田綺世(フェイエノールト)や小川航基(NEC)も危機感を覚えるだろうし、サバイバルも活発化するはず。ぜひ選出を本気で検討してほしい。
貪欲な坂本一彩が加われば、FW陣が危機感を覚える
この3人のように2000年代生まれではないが、今季ブンデスで11ゴールをマークしながら、チームが1年での2部降格を余儀なくされてしまった町野修斗(ホルシュタイン・キール)も本気で使ってほしい選手。森保監督の中では「2023年の新チーム立ち上げの時にトライしたが、思うような働きができなかった」という評価になっているのだろうが、ここ最近のクラブでの一挙手一投足を見ていると、やはり代表の戦力にしないのはもったいない。
キールの降格が決まった5月10日のフライブルク戦でも町野のドリブル突破からのスルーパスによって先制点が生まれているし、自陣ゴール前でのスーパークリアも見せていた。FKも蹴れるし、ロングスローも投げられるという万能型はW杯の26人という限られた登録枠を考えるといてほしい人材ではある。
本人も3月シリーズで2年ぶりに代表復帰した際、「ここからが本当の勝負」と目の色を変えていただけに、その一発目となる6月シリーズには燃えるものがあるはず。来季の去就が未知数というマイナス要素もあるが、今後に弾みをつける意味でもこの6月シリーズは重要な機会になる。森保監督にはこの機会に本格的な起用を強く求めたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【記事】「日本の3軍ではインドネシアに勝てない」6月の日本代表メンバー“入れ替え”に中国メディアが危機感「冷酷だ」「中国代表を崖っ淵に追い込む」【アジア最終予選】
【記事】「日本代表は米国より上」「韓国では勝てない」日韓の“同時アメリカ遠征”に海外反響!「日本3-1メキシコ、日本3-0アメリカ、韓国2-3メキシコ、韓国1-1アメリカ」
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
キールの降格が決まった5月10日のフライブルク戦でも町野のドリブル突破からのスルーパスによって先制点が生まれているし、自陣ゴール前でのスーパークリアも見せていた。FKも蹴れるし、ロングスローも投げられるという万能型はW杯の26人という限られた登録枠を考えるといてほしい人材ではある。
本人も3月シリーズで2年ぶりに代表復帰した際、「ここからが本当の勝負」と目の色を変えていただけに、その一発目となる6月シリーズには燃えるものがあるはず。来季の去就が未知数というマイナス要素もあるが、今後に弾みをつける意味でもこの6月シリーズは重要な機会になる。森保監督にはこの機会に本格的な起用を強く求めたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【記事】「日本の3軍ではインドネシアに勝てない」6月の日本代表メンバー“入れ替え”に中国メディアが危機感「冷酷だ」「中国代表を崖っ淵に追い込む」【アジア最終予選】
【記事】「日本代表は米国より上」「韓国では勝てない」日韓の“同時アメリカ遠征”に海外反響!「日本3-1メキシコ、日本3-0アメリカ、韓国2-3メキシコ、韓国1-1アメリカ」
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”