プロレスラーの父ならではのアドバイス
様々なサポートを受けて成長していく過程のなかで、父が気にかけていたのは、幸成の涙もろさだった。「これは俺が一番、モヤモヤして衝撃的なことだったんだけど」と切り出し、こんなエピソードを明かしてくれた。
「F・マリノスで小学生の時、山梨の大会で(幸成にとって)初めての試合で、PK戦があった。嫁さんと観に行っていたんだけど、PK戦が5-5までいってサドンデスになったら、俺の息子の番になって、蹴ったら止められて負けたんだよ。山梨まで行って、あれはもう忘れられない。そしたら大泣き、人生が終わったかのように。お前泣くなって思うんだけど、初めての試合で、責任を感じたんだろうね。
レスリングの神奈川県の大会で負けた時もべーべー泣いていた。そしたらこないだの日産スタジアムでのホームゲームでも、みんなの前で泣いていたんだよ。もう、また見せられたと思って…感情をもろに出すからさ、嬉しい時に出せよって思うんだけどね」
「F・マリノスで小学生の時、山梨の大会で(幸成にとって)初めての試合で、PK戦があった。嫁さんと観に行っていたんだけど、PK戦が5-5までいってサドンデスになったら、俺の息子の番になって、蹴ったら止められて負けたんだよ。山梨まで行って、あれはもう忘れられない。そしたら大泣き、人生が終わったかのように。お前泣くなって思うんだけど、初めての試合で、責任を感じたんだろうね。
レスリングの神奈川県の大会で負けた時もべーべー泣いていた。そしたらこないだの日産スタジアムでのホームゲームでも、みんなの前で泣いていたんだよ。もう、また見せられたと思って…感情をもろに出すからさ、嬉しい時に出せよって思うんだけどね」
サッカーもプロレスも、プロになればファンからどう見られるかが重要。だからこそ幸成には涙などではなく、プレー以外の場面で自分をアピールするパフォーマンスを見せてほしいと常々、話しているという。
「プロなんだけど、エンターテイナーでいなければいけないのがプロレスラーではあるとは思うんですけど、サッカーでも技術だけじゃなくて、人間性が伝わるようなことはやって欲しいと言ってますね。気持ちを絶対見せなきゃ駄目だよって。マスコミさんには特にそうだからねって。
個性を見せてほしい。プロレスは特に、キャラクタービジネスなので。『ただサッカーが上手いだけじゃダメだぞプロは』と言っていますね」
「プロなんだけど、エンターテイナーでいなければいけないのがプロレスラーではあるとは思うんですけど、サッカーでも技術だけじゃなくて、人間性が伝わるようなことはやって欲しいと言ってますね。気持ちを絶対見せなきゃ駄目だよって。マスコミさんには特にそうだからねって。
個性を見せてほしい。プロレスは特に、キャラクタービジネスなので。『ただサッカーが上手いだけじゃダメだぞプロは』と言っていますね」