• トップ
  • ニュース一覧
  • 「宣言してたね。『俺、サッカーやりたいんだ』って」プロレスラーの父に訊いた、横浜F・マリノスの“有望株”諏訪間幸成がJリーガーになるまで

「宣言してたね。『俺、サッカーやりたいんだ』って」プロレスラーの父に訊いた、横浜F・マリノスの“有望株”諏訪間幸成がJリーガーになるまで

カテゴリ:特集

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年05月15日

最初に出会ったのはレスリング

横浜FMでプロ1年目から主力としてプレーする諏訪間。彼の父はプロレスラーだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 横浜F・マリノスで今季、プロ1年目から瞬く間にスタメンの座を手にし、将来有望な若手として注目を集めるDF諏訪間幸成。彼の父は、全日本プロレスの非常勤取締役を務めるプロレスラーの『諏訪魔』だ。

 横浜F・マリノスアカデミー出身の幸成は、今年3月に筑波大蹴球部を退部し、クラブとプロ契約。186センチ・85キロ。父親譲りのがっしりとした体格、当たり負けしないフィジカルを武器に、CBとして先発出場を続け、堂々のパフォーマンスを披露している。

 リングで戦うファイターの父の下、どのように“有望株”のJリーガーへと成長を遂げてきたのか。諏訪魔さんに愛息のこれまでを訊いた。

――◆――◆――

「保育園の時に、レスリングをやらせてみたんだよ。幼児の期間に妹と2人兄弟で。そうしたら、すぐ勝てる世界じゃないから負けてさ。泣いていたイメージがありますよ」

“幸せに成ってほしい”。そう想いを込めて名付けた幸成が、最初に出会ったスポーツはレスリングだった。2兄弟の妹とともに、父もかつて取り組んでいた格闘技を幼少期に始めた。

「(やらせるのは)どんなスポーツでも良かった。ただ、レスリングをやっておくと、柔軟性がついたり、マット運動ができるようになるから。だからちょっとやらせてみたいな、というのはあって」
 
 しかし、その後に水泳をしていた時期もあったが、最終的に小学生になって選んだのはサッカー。なぜなのか、父にもそれは分からないという。ただ、地元の神奈川県藤沢市にある少年サッカーチーム・FC六会湘南台に入れてみると、どんどんサッカーにのめり込んでいった。

「(レスリングで)多分、試合に負けたのもあると思うんだけど、宣言してたね。小学生で『俺、サッカーやりたいんだ』って。なんでサッカーなんだよ、大変だぞって。

 基本は本人のやりたいことをやらせる方針ではいるんですけど、少年サッカーって、嫁さんがお茶くみとかで大変なんです。俺は巡業を回っていたし、子どもの試合にはなかなか行けなくて。やれるのかって嫁さんに聞きましたから。無理だろという話もしたんですけど、私はやれるって言うもんだから、やらせてみたんです」
【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
【関連記事】
「鉄人になってもらいたい」現役プロレスラー諏訪魔がJ1名門クラブで輝く息子に望むアスリートとしての生き方は?「サッカーが上手いだけじゃダメ」
「どうすれば失点を減らせるのか」横浜FM、若きCB諏訪間幸成の苦悩。結果に表れないもどかしい日々も「苦しいですけど、自分の将来に繋げるために」
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希と…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月5日号
    5月15日発売
    識者を唸らせたのは誰だ!?
    ②024-2025シーズンの
    BEST PLAYER
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ