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【総体出場校】青森山田|OBふたりのリオ五輪代表入りに刺激を受け、05年以来の全国制覇へ

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年07月07日

櫛引と室屋のリオ五輪代表入りは「選手にとって大きな刺激」。

アンカーとして攻守のバランスを担うのは主将の住永。昨年度の選手権での悔しさを糧に全国制覇を目指す。写真:安藤隆人

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 当然、今回のインターハイでも優勝候補筆頭に挙げられるのは、間違いない。だが、「しんどい山に入った」と黒田剛監督がこぼしたように、初戦の相手は精錬されたパスサッカーが身上の中京大中京。そこを破っても、次はこれも攻撃力が高い立正大淞南が相手となる。
 
「インターハイは70分ゲーム。守り切れてしまう時間なので、チャンスを決め切る、失点をしない戦い方が重要。今、プレミアリーグでやっている戦い方でやっていきたい」と黒田監督が語ったように、組織的に守りながら、テンポの良いバリエーションに富んだ攻撃を仕掛け、着実にゴールを奪って行くスタイルを貫き通す。
 
「櫛引(政敏)と室屋(成)がリオ五輪の代表に選ばれたことは、今のうちの選手にとって大きな刺激になっている。それに今年も高橋と山田将之(青森山田→法政大、FC東京入団内定)のプロ入りが決まって、監督就任23年目で30人の卒業生がJリーグに行くことになった。方向性は間違っていないと思うので、これまで通り、一つひとつ積み重ねて、誠実に戦って行きたい」(黒田監督)
 
『東北の雄』として積み重ねてきた伝統と信念を、広島の地で表現し、2005年以来のインターハイ制覇を目指す。優勝候補は偉大な先輩たちの刺激を受けながら、モチベーションを高めている。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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