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鹿島の濃野公人に心酔。矢板中央の右SB永井健慎は、ゴリゴリのフィジカルとテクニカルなドリブルで輝き放つ

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2025年04月28日

「ここが自分の天職だ、と思いました」

「前々節も前節も、あまり自分が攻撃参加をする機会がなくて、今日は無理やりにでも前に出ようと思っていたので、結果につながって良かったです」

 こう勇ましく語る永井は、大宮アルディージャU-15出身。「僕は異質の存在だったと思います」と笑うように、屈強なフィジカルを持ったファイターであり、ハードマーカーだった。その一方で、小学生の頃からドリブルを自主練でひたすら磨いていた。

「自分のことをドリブラーという部類だとは思っていませんが、ドリブルがシンプルに好きなんです。でも、フィジカルを評価されることが多くて、中学1、2年生の時はセンターバックをやっていました。中3でサイドバックにコンバートしてから、攻撃参加でドリブルを出せるようになって、ここが自分の天職だ、と思いました」
 
 ゴリゴリのフィジカルから繰り出されるテクニカルかつ切れ味鋭いドリブル。大宮U-15で異彩を放ったが、U-18には昇格できず。当時はひどく落ち込んだというが、そのなかで矢板中央が熱心に誘ってくれたことで、「(返事は)即答でした。もう拾ってもらった感覚でした」と新たなチャレンジを決意した。

「周りからも『矢板中央はプレースタイルに合っている』と言われ、ここで自分のフィジカルとドリブルをさらに磨いて成長したいと強く思いました」

 理想像は鹿島アントラーズの濃野公人。昨年は9ゴールをマークしたJリーグ屈指のサイドバックに心酔し、何度も動画を見ている。

 フィジカルとドリブルの二刀流サイドバックとして、永井はこれからも労を惜しまぬハードマークとテクニカルなドリブルを披露し、観客をどよめかせながらチームの勝利に貢献していく。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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