「ファンの間ではヒーロー」「“史上最悪”でも称賛すべき」英国人記者がプレミア日本人5選手の今季を採点! 最も評価が高かったのは?「期待外れ」に終わったのは…【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年04月28日
「良いシーズンを過ごしているように見えるかもしれないが…」
三笘/採点「7点」
「ここにきて調子を上げ、二桁得点にあと1ゴールと迫っており、多くの人には彼が良いシーズンを過ごしているように見えるかもしれないが、私はそうは思わない。調子に波があったのは事実で、得意のドリブルが影を潜める試合も少なくなかった。今シーズン、彼はプレミア屈指のアタッカーの一人になるべく突き進むはずだったが、絶好調時のパフォーマンスと比較すると、ややおとなしかった感は否めない。なぜ8点や9点ではないのかと思うファンもいるかもしれないが、7点に留めたのはそれが理由だ」
鎌田/採点「5点」
「フランクフルトでの活躍が認められてプレミアにやってきた彼に、私は大きな期待を寄せていた。しかし、今シーズンはチームが開幕から出遅れたこともあり、低調なパフォーマンスが続いた。いつの間にかサブの常連となってしまい、先発の座を取り戻しつつあるのは、ここ最近の話だ。皮肉にも、大型FWのジャン=フィリップ・マテタにシンプルなロングボールを送り込む戦術に切り替えてから、パレスの調子が上向きになり、彼はその犠牲になってしまった印象だ」
「ここにきて調子を上げ、二桁得点にあと1ゴールと迫っており、多くの人には彼が良いシーズンを過ごしているように見えるかもしれないが、私はそうは思わない。調子に波があったのは事実で、得意のドリブルが影を潜める試合も少なくなかった。今シーズン、彼はプレミア屈指のアタッカーの一人になるべく突き進むはずだったが、絶好調時のパフォーマンスと比較すると、ややおとなしかった感は否めない。なぜ8点や9点ではないのかと思うファンもいるかもしれないが、7点に留めたのはそれが理由だ」
鎌田/採点「5点」
「フランクフルトでの活躍が認められてプレミアにやってきた彼に、私は大きな期待を寄せていた。しかし、今シーズンはチームが開幕から出遅れたこともあり、低調なパフォーマンスが続いた。いつの間にかサブの常連となってしまい、先発の座を取り戻しつつあるのは、ここ最近の話だ。皮肉にも、大型FWのジャン=フィリップ・マテタにシンプルなロングボールを送り込む戦術に切り替えてから、パレスの調子が上向きになり、彼はその犠牲になってしまった印象だ」
菅原/採点「6.5点」
「今シーズンの途中からはプレータイムが限られたが、プレミア1年目にしてはよくやったと思う。“史上最悪”との声も少なくない最下位のサウサンプトンで、常に後手に回る戦いが多かったなか、彼の奮闘ぶりは称賛されるべきだ。チームは2部への降格が決まったが、今季の主戦場だった右ウイングバック(右サイドバック)だけでなく、1列前もこなせる彼の万能性を評価するクラブは少なくないのではないか。いずれにしても、プレミアでプレーする資質を示したのは間違いない」
このうち何人が来シーズンもプレミアでプレーしているかは分からないが、彼らには今季を上回る活躍を期待したい。
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
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「今シーズンの途中からはプレータイムが限られたが、プレミア1年目にしてはよくやったと思う。“史上最悪”との声も少なくない最下位のサウサンプトンで、常に後手に回る戦いが多かったなか、彼の奮闘ぶりは称賛されるべきだ。チームは2部への降格が決まったが、今季の主戦場だった右ウイングバック(右サイドバック)だけでなく、1列前もこなせる彼の万能性を評価するクラブは少なくないのではないか。いずれにしても、プレミアでプレーする資質を示したのは間違いない」
このうち何人が来シーズンもプレミアでプレーしているかは分からないが、彼らには今季を上回る活躍を期待したい。
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
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