トッテナムサポーターとの溝も深まる
ここまで、ポステコグルー監督には紆余曲折があった。4月上旬には、指揮官自ら「クラブ内にチーム情報をリークしている者がいる」と暴露した。
フラクフルトとのEL準々決勝・第1レグの後日に出席した会見で、ベンチスタートだったFWウィルソン・オドベール のコンディションについて質問が飛んだ。あるソーシャルメディアのアカウントで、同選手がハムストリングの怪我でベンチ外になるとの情報がポストされていたからだ。
しかしポステコグルー監督は「問題がなかった」と指摘。クラブ内に選手の医療情報を漏らしている者がいるとし、リークしているスパイを1年にわたり探していると明らかにした。オーストラリア人監督は「誰かが情報を漏らしている。理由は分からない。我々にとって何の助けにもならない。ただ仕事を難しくしているだけ。だが、人物の絞り込みはできている。かなり長い時間をかけて調べてきたので、どこから漏れているのか大体分かった」と明かし、困惑の表情を見せた。
フラクフルトとのEL準々決勝・第1レグの後日に出席した会見で、ベンチスタートだったFWウィルソン・オドベール のコンディションについて質問が飛んだ。あるソーシャルメディアのアカウントで、同選手がハムストリングの怪我でベンチ外になるとの情報がポストされていたからだ。
しかしポステコグルー監督は「問題がなかった」と指摘。クラブ内に選手の医療情報を漏らしている者がいるとし、リークしているスパイを1年にわたり探していると明らかにした。オーストラリア人監督は「誰かが情報を漏らしている。理由は分からない。我々にとって何の助けにもならない。ただ仕事を難しくしているだけ。だが、人物の絞り込みはできている。かなり長い時間をかけて調べてきたので、どこから漏れているのか大体分かった」と明かし、困惑の表情を見せた。
4月3日のチェルシー戦では、自軍のファンに向けて挑発的なジェスチャーを示した。監督は、MFルーカス・ベリバルを下げて守備的MFのパペ・マタール・サールを投入。すると、アウェーゲームに駆けつけたスパーズサポーターから「何をやっているんだ?」と批判的なチャントが飛んだ。
しかし、そのサールがロングシュートでネットを揺らした。ポステコグルー監督は、こともあろうに自軍のサポーターに向かって“耳に手を当てる”ジェスチャーで挑発した。自身の采配が正しかったと主張したかったのだろうが、シュートの前にファウルがあったとして結局VAR判定でノーゴールに。試合も結局、0-1で敗れて後味の悪さだけが残った。それ以前も、トッテナムのファンはポステコグルー監督の采配に批判的なチャントやブーイングを複数回行なっており、両者の溝が深まる格好となった。
こうした状況からだろうか。英紙『デイリー・テレグラフ』は「トッテナムがヨーロッパリーグで頂点に立ったとしても、ポステコグルー監督は今季限りで退任する」と報じた。「今シーズン終了後にチームを去る可能性が高いとの見方が広がっている。ELで敗退すれば、解任される見通し。ただ優勝しても、退任する見方が強い」と伝えた。
特に今年に入ってから、ポステコグルー監督はかなりやつれたように見える。首周りの肉が落ちて、少し痩せたと言えば聞こえは良いが、むしろ疲労の色が非常に濃いように見える。ストレスは相当なものなのだろう。
果たして、トッテナムとポステコグルー監督はどのような道を辿るのか。そして、どのような形で今シーズンを終えるのか。FKボデ/グリムト(ノルウェー)とのEL準決勝・第1レグは、現地5月1日の20時にキックオフ予定だ。
取材・文●田嶋コウスケ
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しかし、そのサールがロングシュートでネットを揺らした。ポステコグルー監督は、こともあろうに自軍のサポーターに向かって“耳に手を当てる”ジェスチャーで挑発した。自身の采配が正しかったと主張したかったのだろうが、シュートの前にファウルがあったとして結局VAR判定でノーゴールに。試合も結局、0-1で敗れて後味の悪さだけが残った。それ以前も、トッテナムのファンはポステコグルー監督の采配に批判的なチャントやブーイングを複数回行なっており、両者の溝が深まる格好となった。
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特に今年に入ってから、ポステコグルー監督はかなりやつれたように見える。首周りの肉が落ちて、少し痩せたと言えば聞こえは良いが、むしろ疲労の色が非常に濃いように見える。ストレスは相当なものなのだろう。
果たして、トッテナムとポステコグルー監督はどのような道を辿るのか。そして、どのような形で今シーズンを終えるのか。FKボデ/グリムト(ノルウェー)とのEL準決勝・第1レグは、現地5月1日の20時にキックオフ予定だ。
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