【J1展望】仙台×川崎|強気の仙台。アウェーで掴めなかった勝利を目指す!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年07月01日

川崎――2試合続けて大塚がトップ下、中村が左サイドハーフ。ふたりの連係に注目。

故障者/仙台=ウイルソン、金園、金久保、杉浦、水野、椎橋 川崎=奈良、小宮山、森本、エドゥアルド、長谷川、登里
出場停止/仙台=なし 川崎=なし

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J1リーグ2ndステージ・1節
ベガルタ仙台 – 川崎フロンターレ
7月2日(土)/19:00/ユアテックスタジアム仙台
 
川崎フロンターレ
1stステージ成績:2位 勝点38 11勝5分1敗 33得点・15失点
                                  
【最新チーム事情】
●第1ステージの優勝は逃したが、選手たちは上手く気持ちを切り替えて練習。
●多くの怪我人に加え、U-23代表組(大島、原川)が不在のため、練習をするのも難しい1週間となった。
●大塚はこの試合もトップ下での起用が予想される。
●新たなシュート練習を取り入れる。
●腰と背中を痛めていた中村。まだ完治はしていないが、プレーは可能。
 
【担当記者の視点】
 第1ステージの優勝はあと一歩で逃したものの、大きな手応えを掴んだまま第2ステージを迎える。とはいえ、怪我人の続出は懸念材料だ。奈良や小宮山ら長期離脱者に加え、最近は登里や長谷川も負傷。今週はU-23代表の活動で大島と原川もチームを離れたため、人数が少なく練習にも苦慮したほどだ。
 
 最大の注目は、大塚のトップ下、中村の左サイドハーフだろう。17節の大宮戦も同様の並びで、先制点は中村のスルーパスから大塚が決めた。大塚が機転を利かせて動き回り、そのスペースを中村が活用する形は機能している。ふたりの連係は上々なだけに、今節も同じ配置となる見込みだ。
 
 腰と背中を痛めて16節の福岡戦を欠場した中村は、まだ万全の状態とは言い難いが、それでも最終節の大宮戦では1ゴール・1アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。川崎の“キング”が活躍すれば、チームも勢いづくはずだ。
 
 ホームの仙台戦では、「自分のやりたいことをほとんど出していなかった」と風間監督が嘆いたとおり、1-1の引き分けに終わった。仙台の粘り強い守備を崩し切れなかっただけに、「自分たちのやりたいこと」を実践できるかがポイントとなる。
 
ボールを保持しながら、エリアの3辺(左右と中央)から臨機応変に打開し、フィニッシュにつなげる。一連の流れがスムーズにいけば、好スタートを切れるはずだ。

6月23日発売号のサッカーダイジェストの特集は、J1全18クラブの補強&改善計画書。今季前半戦の戦いぶりを振り返りつつ、第2ステージに向けた強化ポイントを探ってみました。インタビューでは、大宮の家長選手、柏の中村選手が登場。クラブダイジェストでは、熊本を取り上げています。

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