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なぜJ1今季序盤の順位は“団子状態”なのか。町田対浦和はそれを象徴するような試合だった【コラム】

カテゴリ:日本代表

清水英斗

2025年04月15日

裏を返せば、受け止め切られる程度のストロングしかない

勝点が伸び悩んでいる柏。リカルド監督は「ジレンマに遭遇している」と分析した。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 ところで、今季J1は10節まで終了したが、町田対浦和と似たような印象を抱く試合は多い。

 相手のストロングを受け止め切って勝つ、あるいは引き分けに持ち込む。裏を返せば、上位側にも受け止め切られる程度のストロングしかない。だからこそ、リスクを負ってそれを未然に防ぐような積極的アクションを起こす必要がなく、挑むチームも少なく、多くの試合がロースコアで膠着しがち。順位表が団子状態であることと無関係ではない。
 
 同節のFC東京対柏も同じだった。ポゼッションスタイルで注目を集める今季の柏だが、その持ち味を発揮しつつも、直近では引き分けが増え、勝点が伸び悩んでいる。

 リカルド・ロドリゲス監督は辛うじて1-1で引き分けたFC東京戦後、「ダイナミックなプレーが足りなかった」「ボールを支配するメンバーを揃えると決定力不足に陥り、決定力を高めるためにカードを切ると試合のコントロールを失うというジレンマに遭遇している」と現在のチーム状態を分析している。

 町田に限らず、柏に限らず、ストロングが明確なチームは多いが、それを相手が割り切って受け止めてきたとき、突き破るほどではない。今季のJ1序盤を単語で表すなら、足踏み、ジレンマ。このまま最後まで団子状態のパフォーマンスが続くのはあまりに寂しいので、上の段階へ抜け出すクラブに期待したい。

取材・文●清水英斗(サッカーライター)

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