【バイタルエリアの仕事人】vol.50 市原吏音|J3より相手のシュートレンジが拡大。より危機察知能力を高めて「プレーエリアを広げなければいけない」
カテゴリ:Jリーグ
2025年03月30日
終盤のブロックは、もう死に物狂いでした
U-20アジア杯では、グループステージ初戦のタイ戦(3-0)でPKを決め、2戦目のシリア戦(2-2)では試合終盤にチームを救うシュートブロックを披露。勝てばU-20W杯出場が決まる準々決勝のイラク戦では、1-1で突入したPK戦(4-3)で最後のキッカーを務めて、きっちりと決めてみせた。
大いに奮闘した大会を振り返ってもらった。
――◆――◆――
試合中のPKは、蹴りたい気持ちはありました。練習では外したことがなかったですし、いつでも行ける準備はしていました。練習後とか、船越(優蔵)監督のいる前でPK練習をして、選んでほしいと。
タイ戦の日のミーティングで、PKキッカーの欄に自分の名前が書いてありました。ギリギリまで自分ではないと思っていたので、それを見た時は嬉しかったです。もちろん、もしフォワードで何試合も点が取れていないとか、得点以外は良いプレーをしている選手がいたら、譲ります。ただ、初戦だったので、自分が決めようと。
シリア戦の終盤のブロックは、もう死に物狂いでした。正直、シリアに勝って、2連勝で決勝トーナメント進出を決めようと、みんな、表には出していなかったけど、そう思っていたはずです。
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
大いに奮闘した大会を振り返ってもらった。
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試合中のPKは、蹴りたい気持ちはありました。練習では外したことがなかったですし、いつでも行ける準備はしていました。練習後とか、船越(優蔵)監督のいる前でPK練習をして、選んでほしいと。
タイ戦の日のミーティングで、PKキッカーの欄に自分の名前が書いてありました。ギリギリまで自分ではないと思っていたので、それを見た時は嬉しかったです。もちろん、もしフォワードで何試合も点が取れていないとか、得点以外は良いプレーをしている選手がいたら、譲ります。ただ、初戦だったので、自分が決めようと。
シリア戦の終盤のブロックは、もう死に物狂いでした。正直、シリアに勝って、2連勝で決勝トーナメント進出を決めようと、みんな、表には出していなかったけど、そう思っていたはずです。
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ですけど、あまり上手く試合に入れず、点の取り合いの末に終盤に追いついた。それで、「最後、行かれたらヤバい」と。身体が勝手に動いた感じです。試合後に映像を見ました。よく一歩が出たと思います。その場でブロックしに行ったら、たぶん無理でした。ボールが移動している間に、もう1個寄せられたのが良かったです。
イラン戦では、なかなか得点できないなかで、気持ち的には楽にPK戦に臨めましたし、試合も楽しめていました。負ける気がしなかったし、謎の自信に満ち溢れていて。
コイントスは、試合前と延長前はともに負けて、相手のキャプテンが選んだんですけど、PK戦は2回とも自分が勝ちました。1回目で勝ったら陣地を日本側にすると決めていました。2回目に勝った時は、先攻が有利だと知らずに、何か分からないですけど、後攻で勝てる気がめちゃくちゃして。自分が最後に決めて勝てると。
ゾーンに入っていたというか、集中もしていたし、この試合も楽しめていて、PKになっても迷わず、という感じでした。
※後編に続く。次回は3月31日に公開予定です。
取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「久保建英選手が同じくらいの年齢でW杯メンバーに選出されたことは頭にちらつくか」その問いに少し考えた19歳の逸材は何と答えたか
イラン戦では、なかなか得点できないなかで、気持ち的には楽にPK戦に臨めましたし、試合も楽しめていました。負ける気がしなかったし、謎の自信に満ち溢れていて。
コイントスは、試合前と延長前はともに負けて、相手のキャプテンが選んだんですけど、PK戦は2回とも自分が勝ちました。1回目で勝ったら陣地を日本側にすると決めていました。2回目に勝った時は、先攻が有利だと知らずに、何か分からないですけど、後攻で勝てる気がめちゃくちゃして。自分が最後に決めて勝てると。
ゾーンに入っていたというか、集中もしていたし、この試合も楽しめていて、PKになっても迷わず、という感じでした。
※後編に続く。次回は3月31日に公開予定です。
取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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