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「スタンドプレーと批判するなど論外だ」久保建英への一部からの非難にソシエダ番記者が反論。“懸念払拭”に安堵「タケが光を灯せば、希望が見えてくる」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2025年03月27日

タケのスイッチが入れば、ソシエダは勢いづく

 直後にソシエダは逆転を許したが、79分だった。4分前に投入されたばかりのマリエスクレナがボールを持ち出し右に展開すると、タケは今度は深い位置まで進入すると、右足でクロスを選択。相手GKアウグスト・バタージャのファンブルを誘い、そのこぼれたボールをマリエスクレナが拾って落ち着いて流し込んだ。タケは殊勲者のもとに駆け寄って一緒に祝った。

 重要な同点ゴールだったことはもちろんあるが、それをカンテラ出身の若手が決めたのだから喜びもひとしおだったのがその表情からも見て取れた。すっかりソシエダに溶け込んでいるタケは、育成に力を入れるクラブにとって19歳の青年が、このような緊迫した場面でゴールを決める重要性を理解している。
 
 87分、再び二人のコンビプレーが相手ゴールを強襲。タケの折りしにマリエスクレナが滑り込みながら左足のダイレクトボレーで叩いたが、バタージャの好守に阻まれた。

 終わってみれば、ハイパフォーマンスを披露したのは、20分間にとどまったが、その突然の目覚めが分岐点となって、ソシエダは難敵相手にアウェーで引き分けに持ち込んだ。

 タケのスイッチが入れば、ソシエダは勢いづく。それは1シーズンに置き換えても同様だ。暗雲が漂い始めてもタケが光を灯せば、希望も見えてくる。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

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