【リオ五輪代表】10番を託された矢島慎也の胸中。「監督の信頼に応えないといけない」

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年06月27日

「10番にはこだわっているわけではないけど、監督の信頼に応えないといけない」

ガーナ戦、トゥーロン国際大会と10番を着用。「こだわっているわけではない」と話す一方で、「(監督から)信頼されているのは嬉しいし、それに応えないといけない」と心の内を語った。 (C)Getty Images

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「うーん、正直『10番』にこだわっているわけではないです。代表に来たら周りはみんな同世代だし、刺激になるのでやる気とかには直接的には関係しません。でも、(監督から)信頼されているのは嬉しいし、それに応えないといけないと思います」
 
 1勝3敗に終わったトゥーロン国際大会では、アジアと世界の差を感じたという。攻守にラストプレーの精度が鍵を握ると矢島は説く。
 
「世界だとひとつのチャンスを決めてくる。そのひとつのチャンスを与えない守備をする、あるいは作らせたとしてもそこで身体を張ってブロックするとか、そういう部分が大事ですね。(トゥーロンでは)攻撃でチャンスは作れているけど、結局(試合に)負けている。チャンスを作っても決め切れるかどうかが課題。あとは一人ひとりの意識の問題だと思います」
 
 手倉森監督の“秘蔵っ子”が、指揮官の信頼にどのような“答”を見せて応えるのか、見ものである。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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