トライアングルの軸となるのは、不動のエース・金崎。
とりわけ、金崎とは良好な関係が築けているようで、金崎の総ゴール数(8得点)の約3分の1は、柴崎のアシストから生まれている。
金崎&土居、そして柴崎――固定化されつつある2トップと、非凡な攻撃センスを備えるボランチが形成するトライアングルが、今季の鹿島を支える最重要パーツとなり得る。
第2ステージに向けてまず必要なのは、3ゴールが生まれている「金崎→土居」に比べ、わずか1ゴールしかない「土居→金崎」のラインの強化。鍵を握るのは、土居の“アシスト力”だ。
柴崎の得点力アップも期待したい。ボランチである以上、相手ゴール前でのプレーはそれほど多くないが、柴崎が高い位置でプレーしている時ほど(それだけ人数を割いているからでもあるが)、チームの攻撃には厚みがもたらされ、アプローチも多彩になっているだけに、攻撃に出ていく時間帯を増やしたい。
「柴崎→土居」のラインも改善の余地があるが、このトライアングルの軸となるのは、金崎だ。チームトップの8得点に加え、土居や柴崎のゴールも演出。フィニッシャーにもチャンスメーカーにもなれる不動のエースの幅広い働きぶりが、チームの命運を大きく左右すると言っても過言ではない。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
金崎&土居、そして柴崎――固定化されつつある2トップと、非凡な攻撃センスを備えるボランチが形成するトライアングルが、今季の鹿島を支える最重要パーツとなり得る。
第2ステージに向けてまず必要なのは、3ゴールが生まれている「金崎→土居」に比べ、わずか1ゴールしかない「土居→金崎」のラインの強化。鍵を握るのは、土居の“アシスト力”だ。
柴崎の得点力アップも期待したい。ボランチである以上、相手ゴール前でのプレーはそれほど多くないが、柴崎が高い位置でプレーしている時ほど(それだけ人数を割いているからでもあるが)、チームの攻撃には厚みがもたらされ、アプローチも多彩になっているだけに、攻撃に出ていく時間帯を増やしたい。
「柴崎→土居」のラインも改善の余地があるが、このトライアングルの軸となるのは、金崎だ。チームトップの8得点に加え、土居や柴崎のゴールも演出。フィニッシャーにもチャンスメーカーにもなれる不動のエースの幅広い働きぶりが、チームの命運を大きく左右すると言っても過言ではない。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

6月23日発売号のサッカーダイジェストの特集は、J1全18クラブの補強&改善計画書。今季前半戦の戦いぶりを振り返りつつ、第2ステージに向けた強化ポイントを探ってみました。インタビューでは、大宮の家長選手、柏の中村選手が登場。クラブダイジェストでは、熊本を取り上げています。