「このままのリズムでワールドカップまで行きたい」
目に見える数字を残し、2022年カタールW杯に至る“負の記憶”を完全に抹消できれば、1年後のW杯では日本のエースとして躍動できるはずだ。
モナコとの契約を2027年まで延長したことを含め、最高の環境でキャリアのピークを迎えられれば理想的。今回のバーレーン戦をその力強い一歩にするべきなのだ。
「やっぱり試合に出続けて、そのまま良いコンディションでワールドカップに臨むことが一番だと自分としても思います。前回のワールドカップはそうじゃなかった。今後もどうなるか分からないし、今のチームでそうするのも簡単なことじゃないですけど、このままのリズムでワールドカップまで行きたいと思っています」
モナコとの契約を2027年まで延長したことを含め、最高の環境でキャリアのピークを迎えられれば理想的。今回のバーレーン戦をその力強い一歩にするべきなのだ。
「やっぱり試合に出続けて、そのまま良いコンディションでワールドカップに臨むことが一番だと自分としても思います。前回のワールドカップはそうじゃなかった。今後もどうなるか分からないし、今のチームでそうするのも簡単なことじゃないですけど、このままのリズムでワールドカップまで行きたいと思っています」
数々の挫折を経験してきた分、南野の言葉一つひとつには重みがある。アタッカー陣では伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)に次ぐ2番目の年長者になった今、南野にはチームに落ち着きをもたらす役目も課せられる。仮にバーレーン戦で予期せぬ展開になったとしても、彼が慌てず冷静に周りを動かしてくれれば、日本はきっと白星を手にできるに違いない。
背番号8には森保ジャパンの前線の拠り所として、安心感と安定感を与えてほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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