「スロット監督のチームには、売り物にならない存在としての地位を確立したもう一人のベテランの控え選手がいる。彼の名前はワタル・エンドウだ。この日本代表キャプテンはプレミアリーグ開幕当初はスロットの支持を得るのに苦労し、クリスマス前の６試合でわずか20分しかプレーしなかった。しかし、ここ数か月はコンスタントに出場し、複数のタイトル獲得を目ざすリバプールの浮上に大きく貢献している」

『FOOTBALL FANCAST』は「Football Transfers によると、このタフなタックルをするMFの価値はわずか 1100万ポンド。特に彼が６番のライアン・フラーフェンベルフとほぼ正反対の、異なる何かをもたらしてくれるのに、彼を売る価値はどこにあるのか」と放出に異論を唱える。

　そして、「実際、この選手の価値はピッチ上で発揮される。注意して見ればわかる。後半もかなり進んだところで、彼はそこにいた。ビブを脱ぎ、サイドライン沿いを小走りで走り、そして、彼の守備のインパクトに歓喜する大騒ぎのアンフィールドの観衆の前に放たれるのだ」と続け、こう締め括っている。
 

「サラーとファン・ダイクは素晴らしい。彼らは同世代の最高の選手の二人だ。しかしエンドウも素晴らしい。クロップ監督は、プレミアリーグのタイトル獲得が近づくなか、今やかけがえのない存在となっているこの勤勉なアスリートに何かを見出したのだ」

　このボランチの重要性は主軸級だと強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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