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【総体出場校】千葉・流経大柏|史上最弱なんかじゃない! “鬼プレス”復活で全国の舞台で暴れ回る

カテゴリ:高校・ユース・その他

平野貴也

2016年08月01日

ロングスローが困ったときの有効な一手に。

局面打開の大きな武器となりそうなロングスロー。チームには多くのロングスロワーがいるという。写真:平野貴也

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 一時はコンディション不良で戦線を離脱していた中村に加え、U-16日本代表で空中戦にめっぽう強い1年生DF関川郁万も左手骨折による離脱から復帰。中盤は、攻撃のセンスあふれる菊地泰智や、攻守両面で貢献度の高い本田憲弥ら、小柄だが高い走力と技術を持つ選手たちが揃い、戦力は整いつつある。
 
 失点ゼロで試合を進めることが完全復活の筋道となるのだが、実際に今季の流経大柏は、攻撃は形を作れなくても飛び道具で勝てる可能性がある。
 
 左の強烈なロングキックを持つ2年生DF近藤立都が「昨年、織田敦暉君(現・流経大)のロングスローがかなり効いたので、チーム練習でみんなが取り組んでいる。ピッチの横半分は飛ぶようにしようということで、僕もだいぶ飛ぶようになった。今は、投げられる選手が何人もいる」と話したとおり、ロングスロワーを豊富に揃えているのだ。県予選の準決勝では、ロングスローのこぼれ球から先制点を挙げており、困ったときの一手としては有効だ。
 
 復活の流経プレスでチームを立て直し、インターハイ制覇で復活の狼煙を上げることが、今夏の目標となる。MF関は「市立船橋や東福岡が注目されていると思うけど、そこに勝たなければ日本一にはなれない。夏は相手が走れなくなる時期。自分たちはかなり走って来たので、走り勝つことには自信がある。あくまで日本一が目標」と言い切った。流経大柏は、真夏の大逆襲に燃えている。

取材・文:平野貴也(フリーライター)
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