• トップ
  • ニュース一覧
  • 「日本とはまるで違う」欧州カップ戦との超過密日程を戦う日本代表DFが明かした“Jリーグとの相違点”。「強度の高い練習をしないと試合で動けないんです」【現地発】

「日本とはまるで違う」欧州カップ戦との超過密日程を戦う日本代表DFが明かした“Jリーグとの相違点”。「強度の高い練習をしないと試合で動けないんです」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2025年02月25日

ELベスト16では強豪トッテナムとふたたび対戦へ

敵地でのガラタサライ戦では貴重な先制点をマークした(写真左端)。(C)Getty Images

画像を見る

 このような過酷な日程を戦うAZだったが、23日のフォルトゥナ・シッタールト戦では相手にボールを握られる時間帯を作られながらも、安定した戦いぶりが目立ち、1-0でしっかり勝ち切った。MFジーコ・ブールメースターが決めた決勝ゴールは、毎熊の好守と好フィードから生まれた。

 52分、フォルトゥナ・シッタールトのFWクリストファー・ペテルソンが毎熊を抜いてやろうと仕掛けていた。その切り返しに、毎熊は体勢を崩しかけたが、粘って左足を伸ばしてボールを突つくと、一気に加速して自陣からロングドリブルを始動した。その毎熊の爆発的な初動に、ペテルソンが後ろからシャツを引っ張るも、レフェリーは反則を取らずプレーオン。この好ジャッジが毎熊のポクへのフィードを引き出し、ブールメースターのゴールにつながった。

「(ペテルソンは)右足に特徴がある選手だと聞いていたので、クロスを上げさせないようにしたんですが、切り替えされて、そこからなんとか付いていけたので良かったです」

 試合終了直前、フォルトゥナ・シッタールトはビッグチャンスを迎えたが、試合を通じてAZの安定した守備が光り、しっかりウノ・ゼロで勝利した。これでAZはリーグ戦3試合連続クリーンシートだ。
 
 AZ(勝点43)は現在、来季のチャンピオンズリーグ(CL)予選出場権をかけてフェイエノールト、ユトレヒト(ともに勝点43)、トゥベンテ(同42)と激しい3位争いを繰り広げている。27日にはKNVBカップ準決勝、ヘラクレスとのアウェーマッチを控えている。さらにELラウンド16ではトッテナム・ホットスパーと3月6日、13日に渡って木曜日のゲームを戦う。

「ここ数試合、今、できていることを変えずにやることができれば、と思ってます」

 今、やれていることを、そのままやる――。その一言に絶好調、毎熊晟矢のパフォーマンスの高さが凝縮されていた。

取材・文●中田 徹

【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!

【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!
【関連記事】
【画像】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの魅惑ショットを一挙チェック!
「欧州組を呼ぶ意味がよく分かった」NEC小川航基が森保ジャパンから得た“リアルな刺激”「自分も食い込んでいきたい」【現地発】
「Jリーグでは経験しなかっただろうが…」欧州カップ戦で“一人三役”を演じた日本代表DFを指揮官は手放しで称え、地元メディアは妙技に唸った【現地発】
「Jリーグでバリバリならこっちでもやれる。ただ…」ベルギー1部の日本代表コンビが体現する“欧州で活躍するためのヒント”【現地インタビュー】
「ゴール前でパスを出すつもりはない」ガンバからベルギーに旅立った21歳日本人FWがいきなり爆発!「あれはデカかった」と明かす“決意と本音”【現地発】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ