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「僕たちはまだまだなのかな」ドイツ強豪の脅威となった日本代表FWがこぼした本音。番狂わせを起こす可能性もあったが…【現地発コラム】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2025年02月22日

「自分の持ち味でもあるので。そこはよかった」

 こぼれ球に対する前田の反応スピードは素晴らしかった。一瞬でも出足が遅れていたらボールには間に合わなかった。ルーズボールになるかもしれないことを常に念頭に置いてプレーしている姿勢が見事に発揮されたといえるだろう。

「背後に要求したんですけど、思ったとこに来なかったんで。ボールにいった方に走りました。(反応の速さについて)自分の持ち味でもあるので。そこはよかったなと思います」

 このゴールで2試合合計2-2としたセルティックは、バイエルンのパフォーマンスが低調で、ケインが負傷交代していたこともあり、勝ち切ることも十分に可能性がありそうだった。

 だが、アディショナルタイム4分、レオン・ゴレツカのヘディングシュートがこぼれたところをアルフォンソ・デイビスにつめられて土壇場で決勝点を奪われた。
 グラウンドに倒れこむスコットランド王者の選手たち。届かなかった。だが次の瞬間アウェーまで駆け付けたセルティックサポーターから大きな声援と拍手がピッチに送られた。強豪相手に誇り高い試合を見せたチームへのファンからの確かなメッセージだ。

 前田はその反応に感謝しながらも、内容にも結果にも満足はしていなかった。

「こういう戦いでも勝つのが強いチーム。僕たちはまだまだかなというのはすごく感じました」

 次こそはの思いを胸に。前田の視線は前を向いていた。

取材・文●中野吉之伴

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