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平畠啓史セレクト! J1年間“至極の11人”|一番印象に残ったのは広島の中野。輝き続けた浦和の渡邊、町田の躍進に不可欠だった守護神も

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2024年12月13日

ジャーメイン良は得点以外でも...

攻めて良し、守って良しの中野。底知れないポテンシャルを感じさせてくれた。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 攻撃的な中盤の右にはC大阪のルーカス・フェルナンデス。アシストランキングトップの10アシスト。右足からゴール前にクロスが上がると、高い確率でスリリングなシーンを生み出した。ボールを突っつき、奪えると思ったディフェンスが足を出すと、その手前で方向を変えて相手を抜いていくドリブルも見ていて楽しかった。

 左には広島の松本泰志。あらゆる場面に顔を出し、攻守両面で多くのプレーに関わった。関わるだけでなく、その局面をより良い状況にしていくプレーは広島のサッカーには欠かせなかった。
 
 トップ下には浦和の渡邊凌磨。チーム状況や監督のリクエストに応じて、あらゆるポジションをこなした。全試合スタメン出場で6ゴール・5アシスト。総走行距離はJ1リーグ全選手の中でもトップ。それだけ走っているにもかかわらず、キックの精度が落ちることはなく、シュートも実にうまい! 13位と厳しいシーズンになった浦和だが、渡邊の輝きが失せることはなかった。

 FWは磐田のジャーメイン良。2節・川崎戦での4ゴールも印象的で、シーズントータル19ゴール。ワントップでもツートップでも守備の役割も果たしながらゴールを重ねた。難しい試合も多く、ボールが出てこない時間も少なくはなかったが、そのなかでも我慢してシュートチャンスを狙い続けた。13節から5試合ほど欠場したが、それでも得点ランキング3位で19ゴールと立派な数字を残した。

 このなかでMVPというか、個人的に一番印象に残ったのは広島の中野。すべてのプレーがハイレベルながら、まだまだ可能性や底知れないポテンシャルを感じさせてくれた。

取材・文●平畠啓史

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