仙台――遊び心も見せたR・ロペスがMOM。クオリティを見せた奥埜と梁も高く評価した。

【警告】柏=D・オリヴェイラ(27分)、鎌田(85分) 仙台=渡部(80分)、藤村(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ハモン・ロペス(仙台)

ドリブルで攻撃のリズムに変化をもたらしていたR・ロペス。野沢とのコンビネーションも上々だ。(C)J.LEAGUE PHOTO
【仙台|採点・寸評】
GK
1 六反勇治 6
枠内に迫るシュートもなく、これといったピンチを迎えずに90分を終えた。また味方に声をかけ続けるなど集中を切らすことがなかった。
DF
3 渡部博文 6
平岡とのコンビでD・オリヴェイラにスペースを与えなかった。マークを外すことはあってもすぐに修正を施し、相手のエースを封じた。
5 石川直樹 5.5(86分OUT)
押される展開になった後半は中川のフリーランに悩まされた。ただ前半は武富と湯澤のオーバーラップにうまく対応していた。終盤に足を攣って交代。
13 平岡康裕 6
縦パスが伸び、味方につながらなかった。守備ではD・オリヴェイラへの対応はやや雑になる場面もあったが、要所を締めていた点で及第点は与えられる。
27 大岩一貴 6
精力的にアップダウンを繰り返し、守備ではいち早く戻りカウンターにも対処し、突破を許さなかった。またロングボールで攻撃の起点にもなった場面もあり、評価できる。
MF
7 奥埜博亮 6.5
仕掛ける姿勢も良く、出し手としても受け手としてアイディアを発揮していた。追加点につながった一瞬の隙を突いた抜け出しは秀逸だった。
10 梁 勇基 6.5
巧みな切り返しで鎌田を揺さぶり、クロスでアシストした場面など、“ここぞの場面”で質の高さを見せつけた。出足の速いプレスなど守備でも貢献していた。
17 富田晋伍 6
前線からのプレスが実に効いていた。スペースを埋める動きは秀逸で、こぼれ球の処理はに安定感があった。
18 三田啓貴 6(HT OUT)
D・オリヴェイラとの衝突で、「一瞬記憶が飛んだ」ほどのダメージを受けながらも、梁のクロスに合わせ先制点を奪う。広範囲をカバーするなど守備面でもタフさを感じさせた。
FW
8 野沢拓也 6
2トップの一角に入り、老獪なポジショニングでボールを引き出したり、味方のサポートをしたりと、存在感を発揮。R・ロペスに自由を与える意味でも欠かせなかった。
20 ハモン・ロペス 6.5(90分OUT) MAN OF THE MATCH
ドリブルで極上のアクセントになった。自由を与えられ気持ちよさそうにプレーしており、後半には伊東との1対1を股抜きでかわすなど、遊び心も感じさせた。PKを冷静に沈め、5節の名古屋戦以来となるゴールも奪った。
交代出場
MF
26 藤村慶太 5.5(HT IN)
三田に代わり、ボランチで出場。ポジションを次々に代える柏の中盤を捕まえられず。守備で悪戦苦闘していた。それでもビルドアップ時のミスは少なく、リズムは崩さなかった。
DF
23 二見宏志 - (86分 IN)
終盤に足を攣った石川直と交代。限られた出場時間の中でも果敢にシュートを狙いにいくなど気持ちの乗ったプレーが目を引いた。
DF
4 蜂須賀孝治 -(90分IN)
リーグ戦2試合ぶりの出場。見せ場は少なかったものの、クローザーとして試合を締めた。
監督
渡邉 晋 6
負傷の三田、足を攣った石川直、疲労が見えた梁と、交代策は決して戦術的ではなかったにもかかわらず、上手くチームをマネジメントし勝利につなげた。R・ロペスと野沢の2トップもはまり、リーグ戦3連勝を飾った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
GK
1 六反勇治 6
枠内に迫るシュートもなく、これといったピンチを迎えずに90分を終えた。また味方に声をかけ続けるなど集中を切らすことがなかった。
DF
3 渡部博文 6
平岡とのコンビでD・オリヴェイラにスペースを与えなかった。マークを外すことはあってもすぐに修正を施し、相手のエースを封じた。
5 石川直樹 5.5(86分OUT)
押される展開になった後半は中川のフリーランに悩まされた。ただ前半は武富と湯澤のオーバーラップにうまく対応していた。終盤に足を攣って交代。
13 平岡康裕 6
縦パスが伸び、味方につながらなかった。守備ではD・オリヴェイラへの対応はやや雑になる場面もあったが、要所を締めていた点で及第点は与えられる。
27 大岩一貴 6
精力的にアップダウンを繰り返し、守備ではいち早く戻りカウンターにも対処し、突破を許さなかった。またロングボールで攻撃の起点にもなった場面もあり、評価できる。
MF
7 奥埜博亮 6.5
仕掛ける姿勢も良く、出し手としても受け手としてアイディアを発揮していた。追加点につながった一瞬の隙を突いた抜け出しは秀逸だった。
10 梁 勇基 6.5
巧みな切り返しで鎌田を揺さぶり、クロスでアシストした場面など、“ここぞの場面”で質の高さを見せつけた。出足の速いプレスなど守備でも貢献していた。
17 富田晋伍 6
前線からのプレスが実に効いていた。スペースを埋める動きは秀逸で、こぼれ球の処理はに安定感があった。
18 三田啓貴 6(HT OUT)
D・オリヴェイラとの衝突で、「一瞬記憶が飛んだ」ほどのダメージを受けながらも、梁のクロスに合わせ先制点を奪う。広範囲をカバーするなど守備面でもタフさを感じさせた。
FW
8 野沢拓也 6
2トップの一角に入り、老獪なポジショニングでボールを引き出したり、味方のサポートをしたりと、存在感を発揮。R・ロペスに自由を与える意味でも欠かせなかった。
20 ハモン・ロペス 6.5(90分OUT) MAN OF THE MATCH
ドリブルで極上のアクセントになった。自由を与えられ気持ちよさそうにプレーしており、後半には伊東との1対1を股抜きでかわすなど、遊び心も感じさせた。PKを冷静に沈め、5節の名古屋戦以来となるゴールも奪った。
交代出場
MF
26 藤村慶太 5.5(HT IN)
三田に代わり、ボランチで出場。ポジションを次々に代える柏の中盤を捕まえられず。守備で悪戦苦闘していた。それでもビルドアップ時のミスは少なく、リズムは崩さなかった。
DF
23 二見宏志 - (86分 IN)
終盤に足を攣った石川直と交代。限られた出場時間の中でも果敢にシュートを狙いにいくなど気持ちの乗ったプレーが目を引いた。
DF
4 蜂須賀孝治 -(90分IN)
リーグ戦2試合ぶりの出場。見せ場は少なかったものの、クローザーとして試合を締めた。
監督
渡邉 晋 6
負傷の三田、足を攣った石川直、疲労が見えた梁と、交代策は決して戦術的ではなかったにもかかわらず、上手くチームをマネジメントし勝利につなげた。R・ロペスと野沢の2トップもはまり、リーグ戦3連勝を飾った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)