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「よし、俺も頑張ろう」古巣ファジの躍進にNEC佐野航大も燃えた。アヤックスに敗れるも対等にデュエルで応戦。示した成長の跡【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2024年12月03日

「日本代表は見ていて面白いですね」

U-20W杯に出場するなど世代別代表でも活躍。次に目ざすのはA代表だ。(C)Getty Images

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 岡山からオランダへ飛び立った佐野は、こうした一流選手たちとしのぎを削りながらさらに世界へ羽ばたこうとしている。先週のユトレヒト戦(1-2)後、佐野はこう語っていた。

「ヨーロッパに来てからすごくCLを意識するようになりました。日本ではCLを見ているだけだった。こっちだと知っている選手や移籍してきた選手がCLに出てたりする。マグネス(・マットソン)がコペンハーゲンでCLに出たり、イェスパー・シレッセン(過去にCLで41試合出場/現ラス・パルマス)が正ゴールキーパーとしてレアル・マドリーとやったりとか、そういうのが凄いなと思いますね。ヨーロッパの世界はCLが主流なんで、そこに向けて選手たちは頑張っている」

 アントワープに移籍したチャロン・シェリー、現在もNECでプレーするCBブラム・ナウティンク、MFラッセ・シェーネもCLの舞台でプレーした経験を持つ。

「そうですね。マジ、凄いですよ。僕もそうなりたい」
 
 当然のことながら佐野はCLへの思いとともに、日本代表への憧憬の念を抱く。

「日本代表は見ていて面白いですね。レバークーゼンとか、僕は3-4-3のチームを見るのが好きなんです。日本代表の試合は『僕が入った時にどこなんだろう』と『ここに入ったらこういうプレーをしたい』『ここでプレーする時は最低限、こういうことをしないとな』
(と想像しながら見ている)。

 シャドーだったり、ウイングバックだったり、どこでもできるのが僕の強み。ファジアーノの時は3-5-2の左ウイングバックをやることが多かったんです。たまに右やボランチもやりました。僕は『ウイングバックっぽくないウイングバック(=MFタイプ)』でしたが、運動量はありました」

 日本代表のことは、小川航基がいろいろと話してくれるという。CLで揉まれた猛者、日本代表の点取り屋から刺激を受けながら、佐野はNECで充実した日々を過ごしている。

取材・文●中田 徹

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