「誰が想像しただろうか」加入時は疑問視された久保建英が100試合を達成。ソシエダ番記者が成長ぶりに感慨。厳しい指揮官との関係性を疑う声には「根拠のない戯言だ」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2024年11月10日
プルゼニ戦も相手の狙いがタケ封じであるのは明らかだった
今やタケを疑問視する声はほとんどない。中には個人プレーに走りがちなことや、状況判断の甘さを指摘する者もいるが、心の底では誰もが、ソシエダの中心選手の1人であることを認めている。
最近はどのチームも、対戦相手を丸裸にして強みを潰して、弱点を突いてくる。プルゼニ戦でも、相手の指揮官の狙いがタケの封じることであることは明らかだった。
ゴール前に守備を固めて、左サイドに人数を割いて、スペースを排除。試合前に「クロス、セットプレー、スローインを中心に息もつかせぬ攻撃を仕掛けてくる。前線から勇敢にプレッシングを仕掛け、それをかいくぐっても、素早くコンパクトな守備ブロックを形成する。確実にパスを繋いでいかないと崩すのは至難の業だ」とアルグシアル監督が危惧していた通りの展開になった。
最近はどのチームも、対戦相手を丸裸にして強みを潰して、弱点を突いてくる。プルゼニ戦でも、相手の指揮官の狙いがタケの封じることであることは明らかだった。
ゴール前に守備を固めて、左サイドに人数を割いて、スペースを排除。試合前に「クロス、セットプレー、スローインを中心に息もつかせぬ攻撃を仕掛けてくる。前線から勇敢にプレッシングを仕掛け、それをかいくぐっても、素早くコンパクトな守備ブロックを形成する。確実にパスを繋いでいかないと崩すのは至難の業だ」とアルグシアル監督が危惧していた通りの展開になった。
ましてやこの日は右サイドバックのホン・アランブルの後方からのサポートがほとんどなく、これで活路を見出せとは酷な注文だった。それでもチームメイトはタケの局面打開力に期待し、右サイドにボールを集めたが、チャンスに絡むことができず、ドリブルも不発に終わった。
日曜日にはバルセロナ戦が控えている。アルグアシル監督が60分に交代を命じたのは、その大一番を見据えたうえでの判断だろう。通算100試合出場のお祝いはホームの大観衆の前での古巣との一戦までお預けだ。タケにはそのほうが相応しい。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【画像】インドネシア&中国戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
日曜日にはバルセロナ戦が控えている。アルグアシル監督が60分に交代を命じたのは、その大一番を見据えたうえでの判断だろう。通算100試合出場のお祝いはホームの大観衆の前での古巣との一戦までお預けだ。タケにはそのほうが相応しい。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
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