アシストしたベレフはまったくのフリーの状態だった。
吉田のクリアを拾ったベレフへの対応もルーズだった。近くにいた宇佐美貴史、柏木陽介の足は完全に止まっていて、加速したベレフを後追いする形となり、ペナルティエリア中央にいた森重真人も寄せ切れず。ベレフはまったくのフリーの状態で、日本の最終ラインの裏を突いたM・アレクサンドロフに浮き球のパスを通している。
最後はGKの川島永嗣が身体を投げ出して1対1に挑むも止め切れず、必死の戻りを見せた長友佑都がゴールラインで粘ったが、最終的にはM・アレクサンドロフに押し込まれてしまった。
ふたつ目の失点も、吉田の縦パスを金崎夢生が落としたところを、原口元気がコントロールできずに相手にボールが渡ってしまい、そこからカウンターを喰らって、イバイロ・チョチェフに決められた。
I・チョチェフには懸命な走りで追いついた遠藤航が対応したが、球際で競り勝てず、シュートを打たせてしまっている。
吉田は自らを戒めるように、「90分を通して、ああいうミスを減らしていかなければいけない」と表情を引き締める。
ノーミスで試合を終えるのは不可能だが、失点につながるようなミスをひとつでも減らして、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝戦は無失点で抑えたい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
最後はGKの川島永嗣が身体を投げ出して1対1に挑むも止め切れず、必死の戻りを見せた長友佑都がゴールラインで粘ったが、最終的にはM・アレクサンドロフに押し込まれてしまった。
ふたつ目の失点も、吉田の縦パスを金崎夢生が落としたところを、原口元気がコントロールできずに相手にボールが渡ってしまい、そこからカウンターを喰らって、イバイロ・チョチェフに決められた。
I・チョチェフには懸命な走りで追いついた遠藤航が対応したが、球際で競り勝てず、シュートを打たせてしまっている。
吉田は自らを戒めるように、「90分を通して、ああいうミスを減らしていかなければいけない」と表情を引き締める。
ノーミスで試合を終えるのは不可能だが、失点につながるようなミスをひとつでも減らして、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝戦は無失点で抑えたい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)