• トップ
  • ニュース一覧
  • 「メンタルに来るものがある」日本代表で痛恨OG、4日後に15分で一発レッド…STVV谷口彰悟が語った心中。声を震わせながら「僕が試合を壊してしまった」【現地発】

「メンタルに来るものがある」日本代表で痛恨OG、4日後に15分で一発レッド…STVV谷口彰悟が語った心中。声を震わせながら「僕が試合を壊してしまった」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2024年10月21日

伊藤涼太郎は「自分がチャンスを決めていれば彰悟くんは…」

 谷口がSTVVに加入したのはシーズンインしてから。入団直後の試合ではミスもあったが、コンディションが整ってから守備力向上に貢献した。この時期、冨安健洋と伊藤洋輝が不在の日本代表の最終ラインを支えたのも彼だった。

 今回の退場で、彼は少なくとも1試合の出場停止処分を受ける。環境が変わった中でのこの2か月間、谷口はあまりに多くのことを経験してきた。次の試合は早くて2週間後。長いシーズンのことを思えば、これを積極的休養と捉えてもいいのではないか。

 試合が終わると、ヘンクのCBスメットが思わずピッチの上に座り込んだ。STVVは10人全員が+アルファのタスクをこなすことで数的不利をカモフラージュした。例えば藤田譲瑠チマ。24分のフォーメーション変更により、STVVは中盤を2枚から3枚にした。その中央でアンカーのような立ち位置を取った藤田は、ヘンクの長身アンカー、バングラがボールを持つと果敢に前に出て行って潰しにかかった。横のカバー範囲の広さを保ちながら、縦への勢いを伴ってバングラにチャレンジし、しかもヘンクのボールの動かし方を見ながらポジションを修正して背後のスペースを突かせなかった。
 
 オフ・ザ・ボールでバングラを封じたのが藤田なら、オン・ザ・ボールでバングラと対峙したのが伊藤涼太郎だった。現地で『マジシャン』と呼ばれるファンタジスタは、190センチの大男から身体を密着されても動じること無く脅威のキープ力を発揮し、1対1の局面なのにまるで2対1のような余裕を時おり中盤で作った。そして機を見てスコアリングポジションに飛び出し3本のシュートを放ったが、後半の好機を外すなど不発に終わった。

「チームとしてはよく戦った。ただ、後半はチャンスが多く、僕自身にもチャンスがあった。仕留めないといけないシーンも何個があったので、よくやった反面、勝たないといけないゲームでした。個人としてはもっともっとやらないといけない、と感じたゲームでした。前半最初の方に自分が打ったチャンスを決めていれば多分、(谷口)彰悟くんは退場になってなかった。個人的には今日はすごく悔いの残るゲームでした」
 
【関連記事】
「一番危険なクリアの仕方」闘莉王が豪州戦で痛恨オウンゴールの谷口彰悟に苦言「技術的にプロとしてやっちゃいけない」
「もし11対11のままだったら…」開始15分で谷口退場にSTVV指揮官が嘆き。開幕6戦未勝利→2連勝→3戦未勝利
「無双やん」「今の代表に欲しすぎる」ブンデスで全試合スタメン!躍動する日本人MFに森保ジャパン入り待望論!「遠藤の後釜」「呼ぶべきだろ」
「メリットはあるんですか?」物議を醸す町田FWの“ボールに水かけ”。率直な質問に元日本代表MFが意見「僕もわからない」「誹謗中傷が…」
「正直、辛かったし、ショックは大きかった」オーストラリア戦で痛恨のオウンゴールも自分を奮い立たせた谷口彰悟「ここで崩れちゃダメだ」【日本代表】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ