鹿島――二度のGKとの1対1を冷静に決めきる決定力の高さを披露したカイオ。

【警告】鹿島=赤崎(26分)、カイオ(42分) 名古屋=明神(60分)、オーマン(86分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】カイオ(鹿島)

最初の同点弾と決勝点を奪ったカイオ。いずれも最終ラインを出し抜き、冷静にGKとの1対1を制した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6
2失点はともにノーチャンス。失点をそれ以外は抑える老練さを見せ、若いCBコンビを後方からしっかりと支えた。
DF
24 伊東幸敏 6
積極果敢なオーバーラップで名古屋の左サイドを陣内に押し込めた貢献度は大きい。守備でも永井にしっかりと対応し、堅実なところも見せた。
17 ブエノ 6.5
奮戦という言葉がぴったりのアグレッシブなディフェンスを見せ、幾度となくピンチに身体を投げ出した。ブラジル人らしい狡猾なところも見せ、出色の出来。
3 昌子 源 6.5
シモビッチと互角以上にやり合う空中戦の強さはこの試合でも際立った。ロングフィードでも光るものを見せ、ハイレベルなプレーを披露。
16 山本脩斗 6
機を見たオーバーラップはツボを押さえた的確さに溢れていた。相手のサイドアタッカーにも仕事をさせず、縁の下の力持ち的働き。
MF
10 柴崎 岳 6.5
行動範囲の広さでチームを操り、全てのゴールに関わった。ムービングタイプのゲームメイカーとして小笠原との相性も抜群。
40 小笠原満男 6(64分OUT)
水曜日のナビスコカップから連続出場のタフネスぶり。試合の流れを掴んだプレーは全体的に若いチームの引き締め役として十分に機能した。
34 鈴木優磨 6.5
追い上げムードを結果につなげる価値ある同点弾。シュートに絡む回数は少なかったが、相手の弱点を突く刺客の役割をしっかりとこなした。
7 カイオ 7
GKとの1対1をきっちり仕留める決定力は文句のつけようがない。サイドでも中央でも機能する柔軟なプレースタイルが、またも名古屋を打ち砕いた。
FW
18 赤崎秀平 6(53分OUT)
失点後にすぐさま戦術的交代を強いられたが、前半の出来はそれでも見るべきものがあった。パワフルにゴールへ向かう動きは脅威だった。
9 ジネイ 6.5 (72分OUT)
柔らかいテクニックと空中戦でも巧みさを見せ、前線の起点として躍動。それだけに負傷交代は残念な限りだった。
交代出場
MF
8 土居聖真 6.5(53分IN)
追い上げのスイッチとして投入され、すぐさまアシストするなど抜群の効果を発揮。その後もファジーな動きで前線に流動性をもたらし、逆転の流れを作った。
MF
6 永木亮太 6.5(64分IN)
中盤の底で高い守備力を発揮しながら、前線へのフォローアップも十分に行う機動力でもチームを鼓舞。同点ゴールのアシストまで記録する活躍ぶりだった。
32 杉本太郎 6 (72分IN)
ジネイの負傷により急遽の出番。左サイドでのプレーはまずまずといったところだったが、追い上げムードを壊さない無難なプレーをできる若手は頼もしい限り。
監督
石井正忠 6.5
交代策がことごとく当たり、試合全体の戦術面でも流れを掌握した。ナビスコカップとの連戦を見事にやりくりした手腕は実に見事。
取材・文:今井雄一朗(スポーツライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 曽ヶ端準 6
2失点はともにノーチャンス。失点をそれ以外は抑える老練さを見せ、若いCBコンビを後方からしっかりと支えた。
DF
24 伊東幸敏 6
積極果敢なオーバーラップで名古屋の左サイドを陣内に押し込めた貢献度は大きい。守備でも永井にしっかりと対応し、堅実なところも見せた。
17 ブエノ 6.5
奮戦という言葉がぴったりのアグレッシブなディフェンスを見せ、幾度となくピンチに身体を投げ出した。ブラジル人らしい狡猾なところも見せ、出色の出来。
3 昌子 源 6.5
シモビッチと互角以上にやり合う空中戦の強さはこの試合でも際立った。ロングフィードでも光るものを見せ、ハイレベルなプレーを披露。
16 山本脩斗 6
機を見たオーバーラップはツボを押さえた的確さに溢れていた。相手のサイドアタッカーにも仕事をさせず、縁の下の力持ち的働き。
MF
10 柴崎 岳 6.5
行動範囲の広さでチームを操り、全てのゴールに関わった。ムービングタイプのゲームメイカーとして小笠原との相性も抜群。
40 小笠原満男 6(64分OUT)
水曜日のナビスコカップから連続出場のタフネスぶり。試合の流れを掴んだプレーは全体的に若いチームの引き締め役として十分に機能した。
34 鈴木優磨 6.5
追い上げムードを結果につなげる価値ある同点弾。シュートに絡む回数は少なかったが、相手の弱点を突く刺客の役割をしっかりとこなした。
7 カイオ 7
GKとの1対1をきっちり仕留める決定力は文句のつけようがない。サイドでも中央でも機能する柔軟なプレースタイルが、またも名古屋を打ち砕いた。
FW
18 赤崎秀平 6(53分OUT)
失点後にすぐさま戦術的交代を強いられたが、前半の出来はそれでも見るべきものがあった。パワフルにゴールへ向かう動きは脅威だった。
9 ジネイ 6.5 (72分OUT)
柔らかいテクニックと空中戦でも巧みさを見せ、前線の起点として躍動。それだけに負傷交代は残念な限りだった。
交代出場
MF
8 土居聖真 6.5(53分IN)
追い上げのスイッチとして投入され、すぐさまアシストするなど抜群の効果を発揮。その後もファジーな動きで前線に流動性をもたらし、逆転の流れを作った。
MF
6 永木亮太 6.5(64分IN)
中盤の底で高い守備力を発揮しながら、前線へのフォローアップも十分に行う機動力でもチームを鼓舞。同点ゴールのアシストまで記録する活躍ぶりだった。
32 杉本太郎 6 (72分IN)
ジネイの負傷により急遽の出番。左サイドでのプレーはまずまずといったところだったが、追い上げムードを壊さない無難なプレーをできる若手は頼もしい限り。
監督
石井正忠 6.5
交代策がことごとく当たり、試合全体の戦術面でも流れを掌握した。ナビスコカップとの連戦を見事にやりくりした手腕は実に見事。
取材・文:今井雄一朗(スポーツライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。