別格だった家長が決勝弾。虎の子の1点を死守して上位戦線に生き残る。

「キープレーヤーの家長にもっと蓋をしたかった」と敵将に言わせた家長。スペースへの嗅覚を最大限に発揮して、勝利に導いた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

【警告】仙台=R・ロペス(45+2分)、三田(65分) 大宮=菊地(45+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】家長昭博(大宮)
【大宮|採点・寸評】
GK
1 加藤順大 6.5
押し込む展開で、ピンチの場面はそれほどなかったが、安定したクロス処理、セービングと正確なフィードで安心感を与えた。
DF
19 奥井 諒 6.5
必死のスプリントからスライディングで突破を許さなかった。前線への駆け上がりも迫力十分で、62分には得点を呼び込むクロスを披露した。
2 菊地光将 6(54分OUT)
この試合でも外国籍選手への強さを発揮。何度もハイボールに飛び込み、ハモン・ロペスに制空権を渡さず。イエローカードは余計だった。
3 河本裕之 5.5
FWへの縦パスに寄せて、一歩出遅れて入れ替わられるシーンも。特に23分は相手のミスに救われたが、CBとして危ないプレーだった。
22 和田拓也 6
常に頭を振って状況を把握し、攻守に“居てほしい位置に居る”ことで味方を安心させた。いわゆる“気の利いたプレー”で貢献。
MF
10 岩上祐三 6.5(85分OUT)
前後左右に動いて、中盤の底で数多くボールタッチ。左右に配球して攻撃のリズムを作り出していた。
23 金澤 慎 6
リスクマネジメントを念頭に、スペースを埋める。スライドする守備戦術において彼の豊富な運動は必須だろう。
5 沼田圭悟 5.5
SBの裏、そしてダイアゴナルにフリーラン。積極的にボールを呼び込んだものの、クロスの精度を欠いた。
17 横谷 繁 5.5
ボールを受けても効果的な場面は少なく、守備時には淡泊さが悪目立ち。51分のヘッドは決めたかった。
FW
41 家長昭博 6.5 MAN OF THE MATCH
テクニックと強さでピッチを自分の庭のように自由に闊歩。アタッキングサードでの存在感は抜群で、走り込んでのゴールも見事だった。
8 ドラガン・ムルジャ 5(82分OUT)
8分にいきなり訪れたチャンスではトラップミス。82分の決定機でもシュートは枠を外れ、1試合を通して精彩はなく、相手守備陣の脅威になったとは言い難かった。
交代出場
4 山越康平 5.5(54分IN)
強いハモン・ロペス、テクニックに優れた野沢の両アタッカーに冷静に対処。菊地と河本に割って入ることも夢ではなさそう。
7 江坂 任 -(82分IN)
先発落ちの悔しさを晴らすようにフルスロットル。10分ほどながら、インパクトは小さくなかった。
18 横山知伸 -(85分IN)
放り込んできた相手に武器の高さで対応。起用に応えて、勝ちゲームをしっかりとクローズさせた。
監督
渋谷洋樹 6.5
ダービーでの敗戦を引きずらせず。仙台をしっかりと研究し、勝点3を手にして上位戦線に踏み止まった。
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 加藤順大 6.5
押し込む展開で、ピンチの場面はそれほどなかったが、安定したクロス処理、セービングと正確なフィードで安心感を与えた。
DF
19 奥井 諒 6.5
必死のスプリントからスライディングで突破を許さなかった。前線への駆け上がりも迫力十分で、62分には得点を呼び込むクロスを披露した。
2 菊地光将 6(54分OUT)
この試合でも外国籍選手への強さを発揮。何度もハイボールに飛び込み、ハモン・ロペスに制空権を渡さず。イエローカードは余計だった。
3 河本裕之 5.5
FWへの縦パスに寄せて、一歩出遅れて入れ替わられるシーンも。特に23分は相手のミスに救われたが、CBとして危ないプレーだった。
22 和田拓也 6
常に頭を振って状況を把握し、攻守に“居てほしい位置に居る”ことで味方を安心させた。いわゆる“気の利いたプレー”で貢献。
MF
10 岩上祐三 6.5(85分OUT)
前後左右に動いて、中盤の底で数多くボールタッチ。左右に配球して攻撃のリズムを作り出していた。
23 金澤 慎 6
リスクマネジメントを念頭に、スペースを埋める。スライドする守備戦術において彼の豊富な運動は必須だろう。
5 沼田圭悟 5.5
SBの裏、そしてダイアゴナルにフリーラン。積極的にボールを呼び込んだものの、クロスの精度を欠いた。
17 横谷 繁 5.5
ボールを受けても効果的な場面は少なく、守備時には淡泊さが悪目立ち。51分のヘッドは決めたかった。
FW
41 家長昭博 6.5 MAN OF THE MATCH
テクニックと強さでピッチを自分の庭のように自由に闊歩。アタッキングサードでの存在感は抜群で、走り込んでのゴールも見事だった。
8 ドラガン・ムルジャ 5(82分OUT)
8分にいきなり訪れたチャンスではトラップミス。82分の決定機でもシュートは枠を外れ、1試合を通して精彩はなく、相手守備陣の脅威になったとは言い難かった。
交代出場
4 山越康平 5.5(54分IN)
強いハモン・ロペス、テクニックに優れた野沢の両アタッカーに冷静に対処。菊地と河本に割って入ることも夢ではなさそう。
7 江坂 任 -(82分IN)
先発落ちの悔しさを晴らすようにフルスロットル。10分ほどながら、インパクトは小さくなかった。
18 横山知伸 -(85分IN)
放り込んできた相手に武器の高さで対応。起用に応えて、勝ちゲームをしっかりとクローズさせた。
監督
渋谷洋樹 6.5
ダービーでの敗戦を引きずらせず。仙台をしっかりと研究し、勝点3を手にして上位戦線に踏み止まった。
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。