J１リーグ1stステージ・11節
アルビレックス新潟－ガンバ大阪
５月８日（日）／16:00／デンカビックスワンスタジアム
 
ガンバ大阪
1stステージ成績（９節終了時）：11位　勝点12　４勝０分５敗　９得点・９失点
 
【最新チーム事情】
●対新潟はリーグ戦09年６月20日以来、11戦負けなし（６勝５分）。
●負傷で出遅れていた岩下が、今季リーグ戦初先発の見込み。
●宇佐美とアデミウソンの２トップをテスト。公式戦で初コンビを組みそう。
●６日に宇佐美が24歳の誕生日を迎えた。
●CBの金が体調不良。新潟戦の出場は回避か。
 
【担当記者の視点】
　敵地で行なわれた３日のACL・メルボルン戦には宇佐美や遠藤ら主力が帯同せず、アデミウソンがゴールを決めたものの１-２で敗戦。すでにグループリーグ敗退が決まっていたが、最終的に２分け４敗で大会を終えた。
 
　公式戦２連敗中とあって、チームの雰囲気はどこか重苦しい。ただ、長らく戦線から離脱していた岩下が復帰の見込みで、丹羽とのCBコンビが復活するのは朗報のひとつ。三冠達成の原動力となったふたりがフル稼働すれば、守備の強度は一層増すだろう。また、アウェーの新潟戦は09年６月の試合以来11戦負けなし。相性が良いだけに、悪い流れを止めるためにもここで白星を挙げたいところだ。
 
　CBコンビの出来もポイントだが、それ以上に“新生２トップ”の働きが鍵を握る。宇佐美、アデミウソンがコンビを組む予定で、公式戦では初の組み合わせとなるだけに、得点力向上の起爆剤となるか。このふたりが好連係を見せ、攻撃が噛み合えば、序盤戦とは違う戦いぶりが見られるはずだ。