磐田――松浦、川辺の同時投入で一時は流れを引き寄せるも……。

【警告】神戸=東、P・ジュニオール 磐田=小川大、川辺
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ(神戸)

神戸の守備陣の大きな脅威となったアダイウトン。先制点後も得点の匂いを漂わせたが、相手GKキム・スンギュの好守などに阻まれた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 5
失点はGKだけの責任ではないが、やはり4失点は何か問題があったと思われる。3バックになった時のコーチングに課題か。
DF
24 小川大貴 5.5
渡邉に思うような仕事をさせなかった前半は及第点だろう。だが、後半はドリブルで押し込まれて神戸にリズムを作られた。
3 大井健太郎 5.5
身体を張った守備を見せたが、最終的にはレアンドロやペドロに押し込まれた。4失点という結果が今日の出来を物語る。
33 藤田義明 5
右サイドへ流れたレアンドロにいいように起点を作られた感あり。パスコースを切るのは、奪うのかをもう少し明確にしたかった。
2 中村太亮 6
前半は高橋峻への警戒もあって攻撃参加が少なかった。3バックに変更した後半は、高い位置で持ち味の正確なクロスを供給した。
MF
23 山本康裕 6
前半は神戸のタテパスをうまく潰したが、後半はなかなかうまくいかず。だが、粘りの守備でペドロの突破を抑えた。
13 宮崎智彦 6(69分OUT)
どこにでも顔を出し、ワンタッチパスやドリブルで攻撃のリズムを作った。欲を言えば、もう少し長めのスルーパスがほしかった。
9 太田吉彰 5.5(69分OUT)
何度も突破を試みたが、ラストパスの精度を欠いた印象。62分には長い距離を持ち上がってクロスを入れたが得点には結びつかなかった。
4 小林祐希 6
アダイウトンの周りを精力的に動く周り、何度もチャンスを作った。7分の先制点は小林がボールを奪ったのが起点。
16 齊藤和樹 6(59分OUT)
アダイウトンの先制点をお膳立てする絶妙なスルーパスを供給。前半2分頃には右からのクロスを頭で合わせたがポストに嫌われた。
FW
15 アダイウトン 6.5
先制点を決めるなど攻撃陣をけん引。いい流れだった前半の始めや、後半の終わりに追加点が取れていれば結果は変わっていたはず。
交代出場
FW
22 松井大輔 5.5(59分IN)
73分に中央のアダイウトンへピンポイントクロスを供給するなど、味のあるプレーをみせた。だが、もう少し推進力がほしかった。
MF
11 松浦拓弥 6(69分IN)
途中交代でチームに勢いをもたらした。特に試合終盤でのドリブルでの仕掛けは脅威で、流れを引き戻してみせた。
MF
40 川辺 駿 6(69分IN)
ボランチに入りながらも積極的に攻撃を仕掛けリズムを変えた。73分にはエリア内に侵入した中村へ絶妙のスルーパスも通した。
監督
名波 浩 5.5
先制点まではプラン通り。結果的に後半のシステム変更が仇となったが、松浦・川辺の同時投入で流れを戻すあたりはさすがの采配。
取材・文:白井邦彦(フリーライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 カミンスキー 5
失点はGKだけの責任ではないが、やはり4失点は何か問題があったと思われる。3バックになった時のコーチングに課題か。
DF
24 小川大貴 5.5
渡邉に思うような仕事をさせなかった前半は及第点だろう。だが、後半はドリブルで押し込まれて神戸にリズムを作られた。
3 大井健太郎 5.5
身体を張った守備を見せたが、最終的にはレアンドロやペドロに押し込まれた。4失点という結果が今日の出来を物語る。
33 藤田義明 5
右サイドへ流れたレアンドロにいいように起点を作られた感あり。パスコースを切るのは、奪うのかをもう少し明確にしたかった。
2 中村太亮 6
前半は高橋峻への警戒もあって攻撃参加が少なかった。3バックに変更した後半は、高い位置で持ち味の正確なクロスを供給した。
MF
23 山本康裕 6
前半は神戸のタテパスをうまく潰したが、後半はなかなかうまくいかず。だが、粘りの守備でペドロの突破を抑えた。
13 宮崎智彦 6(69分OUT)
どこにでも顔を出し、ワンタッチパスやドリブルで攻撃のリズムを作った。欲を言えば、もう少し長めのスルーパスがほしかった。
9 太田吉彰 5.5(69分OUT)
何度も突破を試みたが、ラストパスの精度を欠いた印象。62分には長い距離を持ち上がってクロスを入れたが得点には結びつかなかった。
4 小林祐希 6
アダイウトンの周りを精力的に動く周り、何度もチャンスを作った。7分の先制点は小林がボールを奪ったのが起点。
16 齊藤和樹 6(59分OUT)
アダイウトンの先制点をお膳立てする絶妙なスルーパスを供給。前半2分頃には右からのクロスを頭で合わせたがポストに嫌われた。
FW
15 アダイウトン 6.5
先制点を決めるなど攻撃陣をけん引。いい流れだった前半の始めや、後半の終わりに追加点が取れていれば結果は変わっていたはず。
交代出場
FW
22 松井大輔 5.5(59分IN)
73分に中央のアダイウトンへピンポイントクロスを供給するなど、味のあるプレーをみせた。だが、もう少し推進力がほしかった。
MF
11 松浦拓弥 6(69分IN)
途中交代でチームに勢いをもたらした。特に試合終盤でのドリブルでの仕掛けは脅威で、流れを引き戻してみせた。
MF
40 川辺 駿 6(69分IN)
ボランチに入りながらも積極的に攻撃を仕掛けリズムを変えた。73分にはエリア内に侵入した中村へ絶妙のスルーパスも通した。
監督
名波 浩 5.5
先制点まではプラン通り。結果的に後半のシステム変更が仇となったが、松浦・川辺の同時投入で流れを戻すあたりはさすがの采配。
取材・文:白井邦彦(フリーライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。