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平畠啓史がJ2後半戦を大展望! やはり上位3チームが相当に優位。強調した重要なポイントは? PO圏内争いは大きく動きそうだ

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2024年06月27日

かなり珍しい約3週間のインターバル

首位に立つ長崎を率いる下平監督。鍛え上げられた筋肉も凄い! 写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 3位清水は14勝1分6敗で勝利数は一番多い。選手のポテンシャルや選手層は十分で優勝、昇格を狙うに値する陣容。ホームでは圧倒的な強さで8勝1分と負けなしだが、アウェーが6勝6敗。ここ最近ではアウェー戦4連敗。このあたりが少し懸念材料である(ポテンシャルから考えても、アウェーでも勝ちだしそうな気もするけれど)。

 そして、清水だけではないが、今シーズンのJ2においてとても重要なポイントがある。J2と言えば連戦、過酷な日程などと言われがちだが、7月13、14日に行なわれる第24節が終わると、次の第25節は8月3、4日の開催となり、約3週間のインターバルがある(かなり珍しい)。

 ここでの過ごし方や移籍などの補強が、夏場の戦いや終盤戦の戦いを大きく左右する可能性がある。たとえば清水は6月の最後に岡山とホームで戦い、7月最初のゲームはホームで千葉。簡単なゲームではないが、次のアウェーの大分戦がかなり重要になる。
 
 この苦手なアウェーで良い結果を得られないと、落ち着かない3週間のインターバルになってしまう。そして、インターバル明けがアウェーの仙台戦。清水に限ったことではないが、インターバルの過ごし方同様、インターバル前の試合がとても重要で、結果次第では周囲がざわつき始める可能性も出てくる。

 今シーズンはインターバル前の24節、3週間のインターバルそしてインターバル明けの25節のチームの表情の変化にも注目のJ2リーグである。

 さて、昨シーズンは5位でプレーオフに進出した山形は、残り17試合の時点では12位だった。6位の千葉は15位でプレーオフ圏内まで勝点の差が「10」開いていた。現在プレーオフ圏内6位の山口の勝点は「34」。その山口と10ポイント差で勝点「24」は12位甲府、13位大分、14位藤枝。そう考えると、プレーオフ圏内の争いはまだまだ大きく動きそうだ。インターバルを上手く活用したクラブが、J2の後半戦そして終盤戦の主役になっていくだろう。

取材・文●平畠啓史

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