甲府――エースのクリスティアーノは、FKで勝負強さを発揮。

【警告】新潟=L・シルバ(29分)、指宿(47分)、舞行龍(59分) 甲府=山本(35分)、河本(86分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】クリスティアーノ(甲府)

新潟と甲府の一戦は、両者譲らずドロー。甲府は後半にクリスティアーノのFKで一時勝ち越したが、新潟の反撃をかわせなかった。写真:J.LEAGUE PHOTOS
【甲府|採点・寸評】
GK
1 河田晃兵 6
2失点ともノーチャンス。相手のシュートがポストに当たった後半序盤のシーンを除けば、目立ったピンチはそこまでなかった。
DF
8 新井涼平 6
好判断と力強い球際への守備で、対峙したR・シルバを見事に封じる。相手が圧力を強めてきた終盤も冷静な対応を見せた。
4 山本英臣 6
最終ラインを先導してコントロール。鋭いインターセプトを随所に見せながら、ピンチを未然に防ぐプレーも効果的だった。
17 津田琢磨 5.5(83分OUT)
スピードに優れたR・シルバとのマッチアップを避け、前半早々に新井とポジションチェンジ。後半、次第に疲労が濃くなり、途中交代を告げられた。
16 松橋 優 6
後半はほぼ守備に専念。相手の動きに惑わされることなく粘り強く対応し、致命的なミスもなかった。
14 田中佑昌 6
GKが弾いた瞬間を見逃さず先制点を奪い、守備面もまずまずの出来。75分のオウンゴールは、不運としか言いようがない。
MF
23 稲垣 祥 5.5
味方と上手く補完し合いながらスペースをカバー。相手のプレッシャーを受けても、ボールは奪われなかったが、後半は縦パスを多く通させてしまった印象が拭えない。
20 黒木聖仁 5.5
守備に重心を置き、一歩先を読みながら相手の侵入を阻む。新潟の攻勢を受け始めてからは、ポジショニングはやや低くなり過ぎたか。
13 河本明人 5.5
粘り強い突破で果敢にボールを前に運んだが、低い位置でパスを受ける回数が多く、攻撃面であまり貢献はできなかった。
10 クリスティアーノ 6.5
威力抜群のFKで先制点を呼び込み、60分には自らの直接FKで勝ち越しゴールを奪取。ここぞの勝負強さは健在だった。
FW
11 チュカ 5(79分OUT)
高い位置で起点になれず前半は沈黙。67分に際どいシュートを放ったシーンが唯一の見せ場で、期待外れに終わった。
交代出場
FW
25 森 晃太 ―(79分IN)
ゴールは奪えずも、堂々と果敢に仕掛けたプレーには好感が持てた。89分に、松橋のクロスからチャンスを迎えたが、シュートはミートし切れなかった。
DF
3 畑尾大翔 ―(83分IN)
やや消耗していた津田に代わり、最終ラインの一角を務める。空中戦では相手と力強い勝負を演じ、反撃を撥ね返した。
監督
佐久間悟 5.5
後半途中までは、カウンターを軸に狙いどおりの展開に持ち込んでいたが、逃げ切りに失敗。2-2の同点に追いつかれた後は、交代カードを使い勝点3を狙ったが奏功せず。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 河田晃兵 6
2失点ともノーチャンス。相手のシュートがポストに当たった後半序盤のシーンを除けば、目立ったピンチはそこまでなかった。
DF
8 新井涼平 6
好判断と力強い球際への守備で、対峙したR・シルバを見事に封じる。相手が圧力を強めてきた終盤も冷静な対応を見せた。
4 山本英臣 6
最終ラインを先導してコントロール。鋭いインターセプトを随所に見せながら、ピンチを未然に防ぐプレーも効果的だった。
17 津田琢磨 5.5(83分OUT)
スピードに優れたR・シルバとのマッチアップを避け、前半早々に新井とポジションチェンジ。後半、次第に疲労が濃くなり、途中交代を告げられた。
16 松橋 優 6
後半はほぼ守備に専念。相手の動きに惑わされることなく粘り強く対応し、致命的なミスもなかった。
14 田中佑昌 6
GKが弾いた瞬間を見逃さず先制点を奪い、守備面もまずまずの出来。75分のオウンゴールは、不運としか言いようがない。
MF
23 稲垣 祥 5.5
味方と上手く補完し合いながらスペースをカバー。相手のプレッシャーを受けても、ボールは奪われなかったが、後半は縦パスを多く通させてしまった印象が拭えない。
20 黒木聖仁 5.5
守備に重心を置き、一歩先を読みながら相手の侵入を阻む。新潟の攻勢を受け始めてからは、ポジショニングはやや低くなり過ぎたか。
13 河本明人 5.5
粘り強い突破で果敢にボールを前に運んだが、低い位置でパスを受ける回数が多く、攻撃面であまり貢献はできなかった。
10 クリスティアーノ 6.5
威力抜群のFKで先制点を呼び込み、60分には自らの直接FKで勝ち越しゴールを奪取。ここぞの勝負強さは健在だった。
FW
11 チュカ 5(79分OUT)
高い位置で起点になれず前半は沈黙。67分に際どいシュートを放ったシーンが唯一の見せ場で、期待外れに終わった。
交代出場
FW
25 森 晃太 ―(79分IN)
ゴールは奪えずも、堂々と果敢に仕掛けたプレーには好感が持てた。89分に、松橋のクロスからチャンスを迎えたが、シュートはミートし切れなかった。
DF
3 畑尾大翔 ―(83分IN)
やや消耗していた津田に代わり、最終ラインの一角を務める。空中戦では相手と力強い勝負を演じ、反撃を撥ね返した。
監督
佐久間悟 5.5
後半途中までは、カウンターを軸に狙いどおりの展開に持ち込んでいたが、逃げ切りに失敗。2-2の同点に追いつかれた後は、交代カードを使い勝点3を狙ったが奏功せず。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。