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Jリーグで3年ぶりのゴール!「自分は食らいついていく立場」の松下佳貴が、ベガルタ躍進の鍵を握るかもしれない

カテゴリ:Jリーグ

小林健志

2024年06月17日

「自分は自分の良さを出していきたい」

「僕が仙台に来てから長いですけど、トータル的に見れば苦しい時間、はがゆい思いをしたシーズンが多かったです。ネガティブな考え、自分のせいでという考えを持ってしまっていたこともありました。それをこのゴールで、全て払拭できるかというと簡単にはできませんが、一つ結果として残せたのは、自分の自信にもなります。

 今年はゴリさん(森山監督)が来て、チーム全員一つになって同じ方向を向いて戦う力を強く感じます。このグループにいられるのが幸せで、今年のチームでみんなで戦っていけていて、充実した時間を送れていますね」と、苦しみ抜いたベテランは、今季なかなか出場機会に恵まれなかったなかでも手応えを感じていた。

 森山監督は「ボランチの争いもまた激しくなっていて、(工藤)蒼生君も復帰しましたし、競争しながら、レベルアップしながら、またチームの力になってくれれば」と、松下が競争しながら活躍を見せてくれることに期待を寄せていた。
 
「自分は食らいついていく立場だと思うので、自分の良さをさらに出していかないと、簡単に試合に絡めなくなります。蒼生も復帰してきて、さらに競争が激しくなっていますし、どの選手もクオリティが高くて良い選手が多くて、一緒にプレーすると心強いのですが、ライバルとしては手強いです。逆に良い競争をしていければ、チーム力は上がって行くので、自分は自分の良さを出していきたいと思います」と、松下は自らの持ち味を活かして、この激しい競争に割って入ろうとしいている。

 ここ最近の仙台では、ベテランMF長澤和輝と松井がボランチのレギュラー争いで一歩リードしているが、松下や工藤蒼が再び試合に絡んでくれば、戦い方にバリエーションをつけられる。復活ののろしを上げた松下は、チームの躍進の鍵を握る選手になるかもしれない。

取材・文●小林健志(フリーライター)
 
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