【写真検証】G大阪対川崎戦で起きた“誤審疑惑”。あれはPKか否か――?

カテゴリ:Jリーグ

2016年04月29日

足もとをアップにした写真で見ると、明らかにGK東口の右足が小林の左足に接触。

【写真1】小林は華麗なステップで横をすり抜けようとしたが、GK東口が伸ばした右足が小林の足にかかった。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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【写真2】足もとをアップにすると、接触しているのがはっきりと分かる。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 結論から言えば、間違いなく足はかかっている。それを証明するのが「写真1」だ。
 
 これは、まさに小林が倒された場面のもの。フェイントでかわされたGK東口は右足を精一杯伸ばして止めにかかり、小林の左足に間違いなく当たっている。足もとをアップにした「写真2」を見ると、明らかに接触しているのが分かるだろう。
 
 もっとも、小林がGKの退場を狙いつつ、PKも獲得するため、“あえて倒れた”という邪推も可能だ。ただ小林は完全にGKをかわしており、あとは流し込むだけ。演技する必要はなかっただけに、やはり“倒された”と考えるのが妥当か。
 
 いずれにせよ、PKの笛は吹かれなかった。だが判定の成否を問う時、写真が雄弁に物語る事実は見過ごせないはずだ。
 
 
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
 
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