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【J1採点&寸評】神戸×仙台|AT弾を含む2点を挙げた渡邉がMOM。古巣相手に奮起した野沢の働きも光った

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2016年04月24日

仙台――ボランチ富田の積極的な飛び出しを評価。

【警告】神戸=相馬(44分)、増山(63分) 仙台=キム・ミンテ(14分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】渡邉千真(神戸)

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【仙台|採点&寸評】
GK
 六反勇治 
渡邉に2ゴールを奪われたものの、不運の2失点と言える内容。33分の渡邉のループや35分のP・ジュニオールのカットインシュートなどを好セーブし、全体を通しては安定感のあるプレーを続けた。

DF
27 大岩一貴 6
渡邉やP・ジュニオールなどスピードのある選手に上手く対応していた。前半終了間際には富田へ精度の高いグラウンダーのパスも供給するなど、攻撃面でも良いプレーを見せた。
 
13 平岡康裕 
渡邉やP・ジュニオールの突破に対応し、神戸の攻撃を撥ね返し続けた。2失点を喫したものの、全体を通しては安定感のあるプレーで勝点1に貢献。終了間際の失点が痛いところ。
 
3 渡部博文 6.5
レアンドロへの縦パス、小林や増山のカットインなどに対応。怪我から復帰したレアンドロに決定的な仕事をさせなかったのは大きい。奥埜のゴールもヘディングでアシスト。
 
5 石川直樹 
前半は小林、後半は増山という個性の違うドリブラーとマッチアップ。難しい守備だったが、上手く対応し、機を見た攻撃参加でチャンスを作った。特に左サイドで攻撃の起点を作ったのは大きい。
 
MF
6 キム・ミンテ 5.5(52分OUT)
守備ではレアンドロに入る縦パスに警戒しながら厳しくプレーできていた。だが、攻撃面では、なかなか効果的な仕事ができず。52分に奥埜と交代した。
 
18 三田啓貴 6.5
前半は右サイドハーフでプレーしたが、なかなか神戸の守備を崩しきれず。後半はボランチに入ってプレーし、相手ボランチに上手くプレスをかけて攻守でリズムを作る活躍。
 
17 富田晋伍 6.5
18分に金久保からのロビングに反応し、野沢の先制点を引き出した。守備では相手ボランチからの縦パスをケアし、テンポの良いパスワークで攻撃も組み立てた。後半は特に好プレー。
 
14 金久保順 
左サイドハーフとしてプレーし、野沢の同点ゴールへつながるパスを供給した。また後半は左サイドにとらわれずにプレー範囲を広げて神戸ディフェンスを翻弄。60分には惜しいミドルもあった。
 
FW
9 ウイルソン (86分OUT)
前半は伊野波に抑えられるシーンも目立った。だが、左サイドへ流れてボールを受けるなど頭を使ったプレーを見せ出すと、神戸DFが彼につり出される場面も。得点はなかったが存在感は示した。
 
8 野沢拓也 7(88分OUT)
貴重な前半の同点ゴール、前線でのボールの収まり、最終局面でのアイデアなど、古巣・神戸サポからブーイングを浴びながらも活躍できる点はさすが。2点目の奥埜のゴールも野沢のパスから始まっている。
 
交代出場
MF
7 奥埜博亮 6.5(52分IN
)52分にキム・ミンテと交代でピッチへ。左サイドハーフでプレーし、鋭いインターセプトからのカウンターやドリブルでの仕掛けなど、攻撃にアクセントを加えた。72分には貴重な逆転ゴールも。
 
FW
20 ハモン・ロペス ―(86分IN)
86分にウイルソンと交代で出場。前がかりになった神戸のスキをついてカウンターを仕掛け、積極的に3点目を狙いに行った。だが、リードしていた状態で、もう少し上手く時間を使えれば勝点3が奪えていたかも。
 
MF
26 藤村慶太 ―(88分IN)
88分に野沢と交代で入り、そのままFWに。リードしていたなかで、時間を使うのか3点目を狙いにいくのかの判断が曖昧だったのが残念。同点に追いつかれた直後の決定機を決めていれば……。
 
監督
渡邉 晋 6
前半は神戸の組織的な守備を崩せなかったが、後半は選手の配置替えなどで主導権を握り返した。逆転までのゲームプランはほぼ予定通りだったが、2−1でリードしているなかでの時間の使い方が悔やまれるところ。
 
取材・文:白井邦彦(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。

※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 
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