【岡崎慎司|独占インタビュー】プレミア優勝決定!! レスター躍進の要因は?

カテゴリ:日本代表

豊福晋

2016年05月03日

「どれだけ危険なプレーをするかにスイッチした」

レスターのジャージを着て撮影に臨んでくれた。貴重な“生の声”に耳を傾けてほしい:写真:桃園丈生

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──秋口にスタメンから外れた時は、どんな想いでしたか?
 
「プレシーズンの時、自分はFWの3、4番手でした。でも、(プレシーズンの)最後の試合で結果が出てスタメンになれた。シーズンの頭から先発できる可能性は小さいと思うなかで、チャンスが巡ってきたので考えるよりも行けるところまで全力でやろうと。とにかく、すべてを出し切る感じでやっていました。
 
もちろん、目指すはゴールでしたよ。マインツやシュツットガルトでも、結果を出さないと評価されないところがあったので。
 
ただ、どこかで迷いもありました。MFの位置を気にしたり、1トップでやりたい気持ちもあった。最初はガムシャラでしたが、どうしたら自分が活きるのかを少しずつ考えるようになりました」
 
──迷いが、プレーに影響を及ぼしましたか?
 
「どうしていいか分からない時もありました。ただ、迷っている段階で控えに落ちたので、そこから思い切ってやれるようになりました。できることだけをやっていたら、そのままサブで終わると思った。だから、チャレンジしたいと。
 
筋トレの量を増やしたのも、その頃です。プレミアは当たりが強く、判定基準も(ドイツと)違い、ファウルにならなかったりするので、『重さが欲しい』とフィジカルトレーナーの杉本さんに相談したんです。練習でも、チームに馴染むことから、どれだけ危険なプレーをするかにスイッチした」
 
──具体的にはどういうプレーを?
 
「それまではボールを失うリスクを回避するためにバックパスを選択することが多かったけど、今は違う。行けると思ったタイミングでターンしてボールを運ぶようにしました」
 
 
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