J複数クラブが争奪戦へ! 桐光学園DFのタビナス・ジェファーソンが放つ輝き

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年04月18日

マルセロ、アラバを目標に「攻守で貢献できる選手に」。

プリンスリーグ関東・2節の浦和ユース戦では、後半から左SBとしてプレーし、攻撃を活性化。前半2点をリードされたものの引き分けに持ち込んだ。写真:安藤隆人

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 真摯に左サイドバックというポジションに向き合うようになったことで、その魅力にどんどんハマっていった。
「攻守に渡って貢献できる。それがすごく面白いんです」
 
 彼が目標とする選手は、マルセロ(レアル・マドリー)とダビド・アラバ(バイエルン)。特にダビド・アラバは同じ180センチ以上の高さを持ち、左利きのサイドバックと、自分の特徴に当てはまっている。
 
「マルセロほど攻撃に関わり続けられるサイドバックはいませんし、アラバは守備がうまく、かつどこからでもシュートを打てる。そういう選手になりたいです」
 
 ガーナ人の父とフィリピン人の母を持つタビナス・ジェファーソンは、『天職』を見つけ、今後さらなる進化を遂げようとしている。その姿に彼の周辺も騒がしくなり始めている。浦和ユース戦でも複数のJクラブのスカウトが彼を目当てに、視察に訪れていたのだ。
 
 早くも争奪戦の様相を呈している、今後の動向にますます目が離せなくなっている。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
 
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