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【リオ五輪代表】初招集組で明暗。ボール奪取でアピールした橋本。小川と三丸のSB勢はインパクト不足に終わる

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年04月14日

「自分の特長である裏への抜け出しは、チームメイトや監督に見せられた」(富樫)

清水戦は82分に決定機を迎えるも、相手GKの好セーブでゴールはならず。それでも、自身の特長である裏への抜け出しでアピールした。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 明暗で言えば、FWの富樫も「明」に振り分けしていいだろう。リーグ戦、ナビスコカップと出場した試合で3戦連続ゴールと勢いに乗ってチームに合流。練習時から、裏を狙う動きやスケールの大きい動きで期待感を抱かせた。
 
 練習試合では4-2-3-1の1トップで出場。55分に中島とダイレクトプレー、74分にはサイドでの連係に絡むと、試合終盤にはゴール前のスペースに抜け出してGKと1対1を迎える。相手GKの好セーブに遭いゴールは割れなかったが、常に裏を狙う動きやDFとのコンタクトに負けず身体を入れ替える巧さは目を引いた。
 
「自分の特長である裏への抜け出しとか、ゴールを取るための位置取りは、チームメイトや監督に見せられたのかなと思う。でも、前日のミーティングで前線の選手は推進力を出してほしいと監督から要望があって、自分なりに意識してやっていたけど、まだまだ足りない。(82分に)チャンスはあったし、冷静になれたら決められていた。自分の未熟な部分が出たというか、あそこは決めないと。45分という限られたなかでもどうしても点は欲しかったけど……。もし、もう1回(招集の)チャンスがあるならば、次は必ず点を取りたい」
 
 初招集で連係不足のため、清水戦ではクロスや裏で呼び込んでも、わずかなズレでシュートチャンスが作れないシーンもあった。ただ一方で、トップ下の鎌田と息の合ったプレーを見せていたように、要求した場所にボールが来ればそのプレースタイルはより破壊力が増す。また、2トップでもうひとりのFWを活かすことにも意欲を見せており、5月のガーナ戦で再び招集されるのか、手倉森監督の決断に注目だ。
 
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