「川崎を出てから、本物のレベルを知れた」
今年10月に節目の30歳となるポープは、東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせた後、川崎フロンターレをはじめ、各クラブを渡り歩き、今季にFC町田ゼルビアから横浜に加入した。自身のキャリアは苦難の連続だったと振り返る。
「去年の最後はJ2のベンチだったりしたなかでも自分を信じて、苦しい時期もありましたけど、やり続けることでこうやってどんどん道は開いていくというか。強い気持ちを持って自分で切り開いていくのがサッカー選手の人生だと思います。ゴールキーパーは4人いて1人しか出られないですし、そういうなかでも、どれだけ自分を信じられるか、どれだけ日々、大切に過ごしていけるのか。そういうことは本当に大切。
自分は川崎を出てから、本物のレベルを知れて、そこに追いつきたい、追い越したいという気持ちを持って毎日、地道にやってきたので、こういう舞台に繋がったのは本当に感慨深いです。今日も自分の中で色んなことを思い返しながら、PK戦の場面を迎えられたので、悔しい思いや、辛い時期を乗り越えてきた自分自身のことが本当にパワーになりました。今まで我慢できて良かったなとすごく思います」
「去年の最後はJ2のベンチだったりしたなかでも自分を信じて、苦しい時期もありましたけど、やり続けることでこうやってどんどん道は開いていくというか。強い気持ちを持って自分で切り開いていくのがサッカー選手の人生だと思います。ゴールキーパーは4人いて1人しか出られないですし、そういうなかでも、どれだけ自分を信じられるか、どれだけ日々、大切に過ごしていけるのか。そういうことは本当に大切。
自分は川崎を出てから、本物のレベルを知れて、そこに追いつきたい、追い越したいという気持ちを持って毎日、地道にやってきたので、こういう舞台に繋がったのは本当に感慨深いです。今日も自分の中で色んなことを思い返しながら、PK戦の場面を迎えられたので、悔しい思いや、辛い時期を乗り越えてきた自分自身のことが本当にパワーになりました。今まで我慢できて良かったなとすごく思います」
ACLは2023-24と年をまたいでの開催だ。ここまで辿り着くまでの長い道のりには、昨年にローンで加入し、正GKを務めた一森純(現ガンバ大阪)や、海外へ羽ばたいた西村拓真(現セルベット)ら、今はいない選手たちの頑張りがあった。
「ここまでは、僕が何かをした、何かをやった大会ではなかったので。自分は決勝トーナメントからで、色んな人の思いが積み重なってここまで来れていると思いますし、そこに対しては本当に感謝しています」
思い返せば1年前、浦和レッズが出場権獲得から、足掛け3年に渡る戦いの末にACL制覇を果たした際、伊藤敦樹は「多くの今いない選手が関わっている大会だった。本当にこのタイトルの重みは素晴らしい」と口にした。
同じく、あらゆる人たちがバトンを繋ぎ、決勝まで勝ち上がったマリノスは、感謝の思いを胸に、まだ見ぬ最高の景色を共有できるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
「ここまでは、僕が何かをした、何かをやった大会ではなかったので。自分は決勝トーナメントからで、色んな人の思いが積み重なってここまで来れていると思いますし、そこに対しては本当に感謝しています」
思い返せば1年前、浦和レッズが出場権獲得から、足掛け3年に渡る戦いの末にACL制覇を果たした際、伊藤敦樹は「多くの今いない選手が関わっている大会だった。本当にこのタイトルの重みは素晴らしい」と口にした。
同じく、あらゆる人たちがバトンを繋ぎ、決勝まで勝ち上がったマリノスは、感謝の思いを胸に、まだ見ぬ最高の景色を共有できるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)