先制点を決めたカイオは、キレのある動きで脅威を与えたが…。
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5.5
キック、キャッチングともにやや安定感を欠く。失点シーンでは抜け出す小林を止められなかった。
DF
22 西 大伍 5.5
的確なクロス対応を見せ、局面ではタイトな守備。ただ、高い位置まで攻め込んだ時に、効果的な仕掛けができず。
23 植田直通 6
相手に振り切られる場面もあったが、14分の中村の際どいシュートは身体を張ってブロック。最終ラインで強固な壁を築いた。得意のフィードで組み立てでも貢献した。
3 昌子 源 6
クリアを味方に当ててピンチを招く。もっとも、森本とのマッチアップでは貫禄のディフェンスを見せて仕事をさせなかった。1対1でも強さを発揮した。
16 山本脩斗 5.5
前半はエウシーニョに手を焼いて、思うように攻め上がれず。失点の場面では目の前にいた小林を掴まれ切れなかった。後半は機を見たオーバーラップも。
MF
10 柴崎 岳 5.5
不用意なボール逸やイージーミスなどで流れを切る。中盤で粘り強いディフェンスを見せたが、終了間際寸前のシュートも枠を捉え切れず。攻撃面ではインパクトを放てなかった。
40 小笠原満男 6(87分OUT)
的確なサポートでボールを引き出し、攻守をつなぐ。鋭い出足からのボール奪取はさすが。中盤の深い位置からチームをコントロールした。
25 遠藤 康 5.5(82分OUT)
金崎への好クロスでチャンスを演出。高い位置で奪い、惜しいミドルシュートも。カイオがお膳立てした後半序盤の決定的チャンスは決めるべきだった。
7 カイオ 6.5
相手のクリアミスを見逃さず、素早く落下地点に入り込み、鮮やかなボレーで先制点をゲット。キレのある動きで最後まで脅威を与え、金崎とは息の合ったプレーを見せた。
FW
18 赤﨑秀平 5.5(55分OUT)
運動量豊富に、攻守両面で精力的に動き回って、チームを助ける。ただし、相手ゴール前で丁寧にいきすぎてシュートを打ち切れないなど、決定的な仕事はないまま途中交代。
33 金崎夢生 5.5
序盤から積極的に狙いに行くも、精度や威力が足りなくてネットを揺らせず。要所でプレーに絡み、味方を活かす働きも、チームを勝利に導くことはできなかった。
交代出場
MF
8 土居聖真 5.5(55分IN)
FWに入り、金崎と2トップを組む。ポジショニングが良く、パスを引き出して前線を活性化。65、66分と立て続けにゴールチャンスが訪れたが決め切れなかった。
FW
34 鈴木優磨 -(82分IN)
限られたプレータイムの中、懸命にボールを追いかけ、終盤にはクロスに完璧なタイミングでヘッドで合わせるも、相手のファインセーブに遭い、天を仰ぐ……。
MF
6 永木亮太 -(87分IN)
自分たちのペースの中、川崎のカウンターに危険を感じるシチュエーションでの投入だったが、落ち着き払った対応で中盤の守備を引き締めた。
監督
石井正忠 6
攻守にアグレッシブなサッカーで幸先良く先制に成功。同点とされた後半も相手を押し込むなど、目指すべきスタイルは表現できたが、決定力を欠いてドローに終わる。
川崎=取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島=取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
※『サッカーダイジェスト3月24日発売号』では、「2016シーズン J1&J2リーグ全40クラブの戦術ガイド」をお届けします。また齋藤学選手、シモビッチ選手、大黒将志選手、原口元気選手の独占インタビューも掲載。ボリューム満点の内容でお届けします。
GK
21 曽ケ端準 5.5
キック、キャッチングともにやや安定感を欠く。失点シーンでは抜け出す小林を止められなかった。
DF
22 西 大伍 5.5
的確なクロス対応を見せ、局面ではタイトな守備。ただ、高い位置まで攻め込んだ時に、効果的な仕掛けができず。
23 植田直通 6
相手に振り切られる場面もあったが、14分の中村の際どいシュートは身体を張ってブロック。最終ラインで強固な壁を築いた。得意のフィードで組み立てでも貢献した。
3 昌子 源 6
クリアを味方に当ててピンチを招く。もっとも、森本とのマッチアップでは貫禄のディフェンスを見せて仕事をさせなかった。1対1でも強さを発揮した。
16 山本脩斗 5.5
前半はエウシーニョに手を焼いて、思うように攻め上がれず。失点の場面では目の前にいた小林を掴まれ切れなかった。後半は機を見たオーバーラップも。
MF
10 柴崎 岳 5.5
不用意なボール逸やイージーミスなどで流れを切る。中盤で粘り強いディフェンスを見せたが、終了間際寸前のシュートも枠を捉え切れず。攻撃面ではインパクトを放てなかった。
40 小笠原満男 6(87分OUT)
的確なサポートでボールを引き出し、攻守をつなぐ。鋭い出足からのボール奪取はさすが。中盤の深い位置からチームをコントロールした。
25 遠藤 康 5.5(82分OUT)
金崎への好クロスでチャンスを演出。高い位置で奪い、惜しいミドルシュートも。カイオがお膳立てした後半序盤の決定的チャンスは決めるべきだった。
7 カイオ 6.5
相手のクリアミスを見逃さず、素早く落下地点に入り込み、鮮やかなボレーで先制点をゲット。キレのある動きで最後まで脅威を与え、金崎とは息の合ったプレーを見せた。
FW
18 赤﨑秀平 5.5(55分OUT)
運動量豊富に、攻守両面で精力的に動き回って、チームを助ける。ただし、相手ゴール前で丁寧にいきすぎてシュートを打ち切れないなど、決定的な仕事はないまま途中交代。
33 金崎夢生 5.5
序盤から積極的に狙いに行くも、精度や威力が足りなくてネットを揺らせず。要所でプレーに絡み、味方を活かす働きも、チームを勝利に導くことはできなかった。
交代出場
MF
8 土居聖真 5.5(55分IN)
FWに入り、金崎と2トップを組む。ポジショニングが良く、パスを引き出して前線を活性化。65、66分と立て続けにゴールチャンスが訪れたが決め切れなかった。
FW
34 鈴木優磨 -(82分IN)
限られたプレータイムの中、懸命にボールを追いかけ、終盤にはクロスに完璧なタイミングでヘッドで合わせるも、相手のファインセーブに遭い、天を仰ぐ……。
MF
6 永木亮太 -(87分IN)
自分たちのペースの中、川崎のカウンターに危険を感じるシチュエーションでの投入だったが、落ち着き払った対応で中盤の守備を引き締めた。
監督
石井正忠 6
攻守にアグレッシブなサッカーで幸先良く先制に成功。同点とされた後半も相手を押し込むなど、目指すべきスタイルは表現できたが、決定力を欠いてドローに終わる。
川崎=取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島=取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
※『サッカーダイジェスト3月24日発売号』では、「2016シーズン J1&J2リーグ全40クラブの戦術ガイド」をお届けします。また齋藤学選手、シモビッチ選手、大黒将志選手、原口元気選手の独占インタビューも掲載。ボリューム満点の内容でお届けします。