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【バイタルエリアの仕事人】vol.38 川島永嗣|「人気がないのがよく分からない」「人間の動作を超える」根っからの守護神が伝えるもどかしさと奥深さ

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2024年03月27日

今後プレーしてみたい国は?「ないですね」

2017年5月、メス時代の川島。異国での刺激的な経験を経て「サッカー観がだいぶ変わった」という。(C)Getty Images

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 川島は生まれ育った日本のほか、ベルギー、スコットランド、フランスでも活躍。「今後、プレーしてみたいリーグや国」を訊いてみると、「ないですね」と笑みを浮かべた後、これまた特殊なポジションならではのエピソードを披露してくれた。

――◆――◆――

 自分が行った国に行けて良かったなと思っていることの方が多いです。やっぱり、ベルギーとスコットランドでサッカーの違いがありましたし、フランスでも全然違いました。違う国やチームでやれたことで、自分が学べたことは非常に大きかったです。この3つの国に行けたことで、自分のサッカー観がだいぶ変わりました。
 
 簡単にスペインでやりたかったとか、プレミアでやりたかったって言葉は、自分の中ではあまり出てこないですね。キーパーで、外国人の立場になるわけですよ。

 スペインはEU圏外の枠が3つしかないので、キーパーにヨーロッパ人以外の枠を使うってなかなかないんですよね。ヨーロッパの中でレベルが高いゴールキーパーがたくさんいるなかで、そこにまず勝たなきゃいけない。なおかつ、外国人枠に入らなきゃいけない。

だからちょっと、キーパーはやっぱり違いますよね。イタリアでも外国人枠は2だし。まずヨーロッパの高いレベルの中で競争があって、勝ち残っていかなければいけない。なおかつ、枠の問題があって。フランスも枠が限られていて、その枠を取りに行かなきゃいけないというところでは、簡単に「どこでやりたかったな」って、言葉としては出てこないかな。

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