「日本人の評価が上がっている」鮮烈な今季1号を蹴り込んだ菅原由勢が実感する“サムライの価値”。AZサポーターからの壮大なチャントに宿るステータス【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2024年03月03日
秀でたゲームメイカーとして、クロスの名手として、チームの盛り上げ役として
しかし、一軍デビューマッチの20歳には、菅原の代役は荷が重すぎた。74分にAZは右サイドを破られ、MFアルノ・フェルスフーレンに同点弾を決められてしまった。こうして試合は1-1の引き分けに終わった。
「こういうこと(=接触プレーによる怪我)は起こりうることだし、お互いに100パーセントでやりあっているんで、受け入れるしかない。しっかり90分やり切れず引け分けて責任を感じている。今日(の引き分け)は僕の責任もあると思っています。
怪我とは言え交代しちゃった。自分がピッチに残ることができていたら、そういうこと(失点)は起こらなかっただろうし、 チームに対してもっといろいろなことができたと思う。そう考えると、まだまだかなと思います」
「こういうこと(=接触プレーによる怪我)は起こりうることだし、お互いに100パーセントでやりあっているんで、受け入れるしかない。しっかり90分やり切れず引け分けて責任を感じている。今日(の引き分け)は僕の責任もあると思っています。
怪我とは言え交代しちゃった。自分がピッチに残ることができていたら、そういうこと(失点)は起こらなかっただろうし、 チームに対してもっといろいろなことができたと思う。そう考えると、まだまだかなと思います」
それにしても、菅原のゴールは前日、NECの佐野航大が決めたゴラッソと瓜二つのものだった。
「(佐野のゴールは)あんま見てなかった。自分は今日試合だったんで、そのための分析をしていました。でも、日本人が活躍しているのはすごい大事なことだと思う。僕が来た時は堂安律選手(フローニンゲン、PSV/現フライブルク)、板倉滉選手(フローニンヘン/現ボルシア・メンヘングラッドバッハ)、中山雄太選手(ズウォーレ/現ハダースフィールド)がいて、 彼らがオランダでの日本人の価値を上げてくれた。
そういうのがあるからこそ、今日は相手チームに2人(斉藤光毅、三戸舜介)も日本人がいた。そしてNECにも2人(小川航基、佐野航大)、フェイエノールト(上田綺世)にもいる。日本人の評価がオランダ内で上がっているのはすごい嬉しいことです」
19歳で渡蘭してから4年、オランダや欧州各国の試合で揉まれまくった菅原は、AZのチームメイトの中で誰よりも壮大なチャントが歌われている。秀でたゲームメイカーとして、クロスの名手として、チームの盛り上げ役として勝ち得たステータスが、サポーターから贈られるチャントに宿っている。
取材・文●中田 徹
【動画】AZ菅原由勢がスパルタ戦で決めた鮮烈ミドルをチェック!
「(佐野のゴールは)あんま見てなかった。自分は今日試合だったんで、そのための分析をしていました。でも、日本人が活躍しているのはすごい大事なことだと思う。僕が来た時は堂安律選手(フローニンゲン、PSV/現フライブルク)、板倉滉選手(フローニンヘン/現ボルシア・メンヘングラッドバッハ)、中山雄太選手(ズウォーレ/現ハダースフィールド)がいて、 彼らがオランダでの日本人の価値を上げてくれた。
そういうのがあるからこそ、今日は相手チームに2人(斉藤光毅、三戸舜介)も日本人がいた。そしてNECにも2人(小川航基、佐野航大)、フェイエノールト(上田綺世)にもいる。日本人の評価がオランダ内で上がっているのはすごい嬉しいことです」
19歳で渡蘭してから4年、オランダや欧州各国の試合で揉まれまくった菅原は、AZのチームメイトの中で誰よりも壮大なチャントが歌われている。秀でたゲームメイカーとして、クロスの名手として、チームの盛り上げ役として勝ち得たステータスが、サポーターから贈られるチャントに宿っている。
取材・文●中田 徹
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