絶好調をキープ! 小川航基&佐野航大が“ダブル鮮烈弾”でNECをカップ戦決勝へ導く!「嗅覚ですね」「撃った瞬間、すごいスローに見えた」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2024年02月28日
リーグ戦も7位浮上。攻撃的なサッカーでオランダのファンを魅了
こうしてNECは2000年以来、5度目のファイナルに進出した。デ・テレフラーフ紙の大見出しは「フリースラント州で日本人のビクトリー」。昨夏、オランダに渡った日本人コンビの大仕事だった。
佐野にとっては、これがオランダでの初ゴールだ。
「ファジアーノ岡山のときにホームで初めてゴールを決めたときもあんな感じでした。『なんか持ってるな』って感じですね。準々決勝のADOデン・ハーグ戦(3−0)は(現川崎フロンターレのファン・ウェルメスケルケン)際くんと航基くんが決めて自分は決めれなかった。結果を残したい気持ちもあったし、それ以上にチームに貢献したいという気持ちが強かった。自分のキャリアにつながる特別なゴールでした」(佐野)
高校サッカーの強豪校で揉まれてきた小川と佐野。はたしてNECもまたトーナメントを勝ち上がるにつれて成長してきたのか?
「ホント、高校生と一緒ですよ。チームの雰囲気は生き物というか、本当に勢いがあればトーナメントの中でも成長していけるし、それがリーグに反映される。僕らは(2月9日)リーグ戦のアウェーで0−2でRKCに負けてしまいましたが、そこから立ち直ったのが一番。あそこで立ち直れなかったら、俺たちの成長は雰囲気だけだったということになってしまう。ちゃんと実力というか、みんながやることが備わってきている。チームとして成長しているのを感じます」(小川)
「カップ戦で勝ち上がるにつれて優勝したいという気持ちもチームとして大きくなってきました。今日の最後も『We go to Final』という声がけもあった。NECの歴史を作るという意味でも、ここは懸けないといけない。すべてを懸けないといけない大会だと思います」(佐野)
佐野にとっては、これがオランダでの初ゴールだ。
「ファジアーノ岡山のときにホームで初めてゴールを決めたときもあんな感じでした。『なんか持ってるな』って感じですね。準々決勝のADOデン・ハーグ戦(3−0)は(現川崎フロンターレのファン・ウェルメスケルケン)際くんと航基くんが決めて自分は決めれなかった。結果を残したい気持ちもあったし、それ以上にチームに貢献したいという気持ちが強かった。自分のキャリアにつながる特別なゴールでした」(佐野)
高校サッカーの強豪校で揉まれてきた小川と佐野。はたしてNECもまたトーナメントを勝ち上がるにつれて成長してきたのか?
「ホント、高校生と一緒ですよ。チームの雰囲気は生き物というか、本当に勢いがあればトーナメントの中でも成長していけるし、それがリーグに反映される。僕らは(2月9日)リーグ戦のアウェーで0−2でRKCに負けてしまいましたが、そこから立ち直ったのが一番。あそこで立ち直れなかったら、俺たちの成長は雰囲気だけだったということになってしまう。ちゃんと実力というか、みんながやることが備わってきている。チームとして成長しているのを感じます」(小川)
「カップ戦で勝ち上がるにつれて優勝したいという気持ちもチームとして大きくなってきました。今日の最後も『We go to Final』という声がけもあった。NECの歴史を作るという意味でも、ここは懸けないといけない。すべてを懸けないといけない大会だと思います」(佐野)
決勝戦は4月21日、場所はスタディオン・フェイエノールト(通称デ・カイプ)だ。NECと当たるのはフェイエノールトか、それとも2部リーグのフローニンヘンか。
「ファイナル、楽しみですね。僕は(J2リーグとU-19アジア選手権優勝を除いてチームのビッグタイトルを)獲ったことがないので。1年目でもし獲れたら大きい」(小川)
「僕たちは優勝するためにやることをやるだけ。変わったことをすることもない。NECの歴史を塗り替えるために。絶対に勝ち獲りたいです。(米子北高時代)インターハイの決勝戦で青森山田に負けた悔しさを繰り返したくない」(佐野)
カップ戦でファイナル進出、リーグ戦で7位と好調のNECは、守備的なチームから一転、攻撃的なサッカーでオランダのサッカーファンを魅了している。その中で、ふたりの侍が輝きを放っている。
取材・文●中田 徹
【記事】「欧州組を呼ぶ意味がよく分かった」NEC小川航基が森保ジャパンから得た“リアルな刺激”「自分も食い込んでいきたい」【現地発】
【記事】19歳にしてオランダで堂々レギュラーを張る日本人GK、長田澪の進化が止まらない! チーム内紛に直面も上々の“プロデビュー1年目”【現地発】
「ファイナル、楽しみですね。僕は(J2リーグとU-19アジア選手権優勝を除いてチームのビッグタイトルを)獲ったことがないので。1年目でもし獲れたら大きい」(小川)
「僕たちは優勝するためにやることをやるだけ。変わったことをすることもない。NECの歴史を塗り替えるために。絶対に勝ち獲りたいです。(米子北高時代)インターハイの決勝戦で青森山田に負けた悔しさを繰り返したくない」(佐野)
カップ戦でファイナル進出、リーグ戦で7位と好調のNECは、守備的なチームから一転、攻撃的なサッカーでオランダのサッカーファンを魅了している。その中で、ふたりの侍が輝きを放っている。
取材・文●中田 徹
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