「タケが得点すれば勝つ」14勝1分け!古巣戦で千金弾の久保建英、ソシエダ番記者は“伝説FWコバチェビッチ級”と感嘆「魔法を失ったチームの大きな希望だ」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2024年02月23日
古巣のファンに配慮し、タケはゴールを祝わず謝罪した
待ちに待った瞬間が訪れたのは、その3分後だった。イゴール・ズベルディアからボールが渡るとそのままドリブルで加速。ボックス内に入り込み左足を振り抜くと、低弾道の鋭いシュートがGKプレドラグ・ライコビッチの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。
ソシエダにとって実に512分ぶりのゴールだった。古巣のファンに配慮し、タケはゴールを祝わず謝罪した。
ソシエダにとって実に512分ぶりのゴールだった。古巣のファンに配慮し、タケはゴールを祝わず謝罪した。
後半もタケは積極的にボールを要求したが、包囲網が強まり、チャンスを作り出す機会は減った。そんな中でも、82分、スペースにボールを出してボックス内へ侵入しようとしたところをマティヤ・ナスタシッチに手で止められるファールを受け、イエローカードを誘発。そのファーサイドに蹴り込んだFKは、アンドレ・シウバに合わなかった。アディショナルタイムにはゴール左隅を狙う美しい弧を描くシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。
その直後の93分にミケル・メリーノが均衡を破り、ソシエダはアウェーで貴重な勝点3を獲得した。コバチェビッチにまつわるジンクスは継承された。タケが得点すると、ソシエダは勝利を手にし続けている。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【記事】久保建英はなぜゴールを喜ばなかったのか。試合後に語った古巣マジョルカへの“思い”「スペインに来てから、ここは最高の場所だった」
その直後の93分にミケル・メリーノが均衡を破り、ソシエダはアウェーで貴重な勝点3を獲得した。コバチェビッチにまつわるジンクスは継承された。タケが得点すると、ソシエダは勝利を手にし続けている。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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