歴代10番をしのぐほどの存在感を
2022年のカタール・ワールドカップのドイツ戦、スペイン戦でゴールを挙げるなど、カタールは彼にとってゲンの良い場所。その後の森保ジャパンでは右サイドのファーストチョイスを伊東純也から奪い切れてはいないが、エースナンバー10を与えられ、本人は目の色を変えている。先発、サブに関わらず、勝利に貢献することだけを考えて取り組む覚悟だ。
「僕もいろいろと経験している選手になってきているので、それを活かせたらいいと思います。ラッキーな運も持っているので、ラッキーが溜まるような日々の生活をしたいと思います」といった軽口が飛び出すほど、今の堂安は精神状態が良い様子。2019年UAE大会では徐々にメンタル的に追い込まれていったが、今回は右肩上がりの軌跡を描けそうだ。
ここで堂安にゴールが生まれれば、チーム全体が勢いづくのは間違いない。カタールW杯であれだけの大仕事をしたのだから、アジアカップで同じことができないはずがない。
2000年レバノン大会で優勝へと導いた名波浩、2004年中国大会MVPの中村俊輔、2011年カタール大会で異彩を放った香川真司(C大阪)ら歴代10番をしのぐほどの存在感を示せるか。イラク戦が1つの試金石になりそうだ。
「僕もいろいろと経験している選手になってきているので、それを活かせたらいいと思います。ラッキーな運も持っているので、ラッキーが溜まるような日々の生活をしたいと思います」といった軽口が飛び出すほど、今の堂安は精神状態が良い様子。2019年UAE大会では徐々にメンタル的に追い込まれていったが、今回は右肩上がりの軌跡を描けそうだ。
ここで堂安にゴールが生まれれば、チーム全体が勢いづくのは間違いない。カタールW杯であれだけの大仕事をしたのだから、アジアカップで同じことができないはずがない。
2000年レバノン大会で優勝へと導いた名波浩、2004年中国大会MVPの中村俊輔、2011年カタール大会で異彩を放った香川真司(C大阪)ら歴代10番をしのぐほどの存在感を示せるか。イラク戦が1つの試金石になりそうだ。
彼の背後に陣取る毎熊はまだ代表キャリア、国際経験ともに少ないが、年齢的には堂安より1つ上。常に冷静沈着にプレーできる。1対1の対応に関しても、代表で三笘薫(ブライトン)ら名ドリブラーとのマッチアップを繰り返したことで自信を深めているという。
そんな毎熊が背後にいれば、堂安はより自分らしいプレーに集中できるはず。日本が右サイドを制圧できれば、イラクの勢いは必ず削がれる。リスタートとカウンターは要注意ではあるが、とにかく日本が先手を取っていくことが勝利への近道。堂安・毎熊の右のコンビには、そのけん引役として持てる力のすべてを発揮してもらいたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
[日本代表のイラク戦スタメン予想]ベトナム戦から5人を変更と予測。堂安、上田らが先発か。注目の久保と冨安は?【アジア杯】
「地上波で放送されていないのは問題だと思う」堂安律、アジア杯の放映状況に意見「大人の事情があると思いますけど...」
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